シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン33、第4話「あの頃の私たち:The Wayz We Were」

シーズン33、第4話「あの頃の私たち:The Wayz We Were」 October 17, 2021

シンプソンズ家に面した通りが突如として大渋滞に見舞われ、付近の交通は遮断されてしまう。そんな中、モーはある人物と運命的な再会を果たし…
<以下、ネタバレになります>

ストップモーションアニメによるカウチギャグは、パロディシリーズ Robot Chicken(ロボット・チキン)などで知られる Stoopid Buddy Stoodios の手になるもの。
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*これは、アメリカの定番おやつとして知られる Pop-Tarts(ポップタルト)とのコラボCM

2024年3月現在、国内ではロボット・チキンの放映や配信は行われていませんが、スターウォーズねたの一部エピソードのみ、国内版DVDとしてリリースされています。
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ダース・ベイダーの吹き替えは、大平透さんが担当!
サブタイトルは、共に若き日のホーマーとマージの関係を描いたシーズン2『パパとママの恋物語"The Way We Was"』や、
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シーズン15『初恋の追憶"The Way We Weren't"』のパロディ。
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*さらなる元ネタである映画作品に関しては、後ほど触れます
近隣住民らを招集しての、渋滞対策の方法をさぐる話し合いが行われる。その席上で、自身をはじめとする一家の評判が最低であることを、あらためて実感し凹むホーマー。

*対照的に奉仕精神あふれるフランダースは、渋滞に閉じ込められた人々への支援活動にいそしんでいた
集会出席者の中には、シンプソンズ家の隣の住民という設定にも関わらず、極めて出演頻度の低いRuth Powers(ルース・パワーズ)の姿もあります。

初登場エピドートでは、ひとり娘のローラにバートが片思いしたり、
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また映画Thelma & Louise(テルマ&ルイーズ)のパロディを、マージと共に演じたりしています。
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このままレギュラー入りすると思いきや、以降は今一つ目立たない存在のままなのが残念なキャラクターですよね。
youtu.be*2024年2月より4Kレストア版が再上映中
さて、今こそ一家の汚名返上のチャンスと、率先して行動を起こすホーマー。リサの調査により、抜け道案内アプリへのシンプソンズ家沿い通りの掲載が、渋滞を発生されたことが判明する。

さっそくアプリの運営元に苦情を寄せようと試みるも、タイル状に表示される複数の画像を指示に従って選択するタイプの「私はロボットではありません」認証に、延々と阻まれるハメに。

*エンドクレジットには、この認証画面が次々と現れウンザリさせられます

ホーマーから助けを求められたフリンク教授は、アプリのサーバーをハッキングすることでトラブルの解決に成功。他人の手柄の横取りにも関わらず、これまでとは一転して人々からの賞賛を浴びるシンプソンズ一家。

一方、運転中に渋滞にハマっていたモーは、シーズン20 Eeny Teeny Maya Moe(最悪のプロポーズ)にてネット経由で知り合い、しばらく交際した後にプロポーズ直前にまでこぎ着けたマヤと再会する。

もう一度はじめからやり直したいというモーの切実な思いは、現実を見ろ!と主張するオルターエゴに阻まれるかに思えたのだが…

ホーマーやバーニーらバーの常連たちの励ましに、勇気を奮い立たされる。
ここで応援唄としてが贈られるのは、第二次大戦前後の時代を背景に一組の恋人たちの出会いと別れを描いた映画 The Way We Were(追憶)の主題歌。
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ロバート・レッドフォードと共演したバーブラ・ストライサンドの歌唱による同タイトルの楽曲で、1973年アカデミー主題歌賞を受賞しています。
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長らく死蔵していたレストランのペアご招待チケットを、初めて利用するチャンスに恵まれたモーなのでした。

*とっくの昔に期限切れだったけどね