シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

超マニアック企画!シンプソンズ日本語版ロゴの世界

おそらく歴代マニアック記事ナンバーワンになりそうな予感ですが、たまにはありかなということで、意を決してお送りしちゃいます!

題して、「シンプソンズ日本語版ロゴの世界」!

まず、お断りから。
本エントリー内でのロゴ名称については、区別のために筆者がつけたものであり、公式なものではありませんのであしからず。

では、日本語版ロゴをご紹介する前に、本家オリジナルロゴのご紹介。


・お馴染みオリジナルロゴ
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シンプソンズといえばこれ!シンプソンズの名がつくものには基本的にみんな入っている、マット・グレーニングのサインと並んでなじみ深いデザイン。
大きなSがインパクト大!


・クラシックロゴ
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オープニングの雲の中から登場するタイトルロゴとほぼ同じ、各文字が均等にデザインされているもので、原作者のマット・グレーニングが手掛けたロゴ。
「トレイシー・ウルマン・ショー」時代にメインで使用されたものですが、シンプソンズとしての独立後も関連グッズやコミックス等に使用されていました。
今でも初期デザインのキャラをあしらったグッズなんかには意図的に使用されたりしています。
日本での初期のコラボグッズにもこのロゴが。
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・後期コミックロゴ
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2012年から2018年のシリーズ終了まで使用されたコミックス限定ロゴ。
カートゥーン感強めでどこか懐かしい、可愛らしいデザイン。

以上、主な本国のロゴをご紹介したところで、本題の日本語版ロゴ紹介へ。


WOWOW
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次回予告映像から番宣映像、日本語吹き替え版のアフレコ台本等々、幅広く使用されたロゴ。
ザの横棒が反り返っているのも、オリジナルロゴのTの横棒を忠実に再現したものです。
ちなみに、筆者はこれが一番好き。


・FOXホームエンターテイメント版ver.1
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VHS、シーズン1〜5のDVDコレクターズBOXおよび傑作選の廉価版DVDに使用されたロゴ。
WOWOW版とほぼ同じですが、線が若干太めだったり、ザの横線は内側に丸まる形になり、プの丸部分の出っ張りが小さくなっています。
質感的には、本国版クラシックロゴに近い印象を受けます。


・FOXホームエンターテイメント版ver.2
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シーズン6〜14のDVDコレクターズBOXで使用されたロゴ。
WOWOW版、FOXホームエンターテイメント版ver.1とは若干異なり、全体的に細く、しなやかなイメージに。
インクが滲んだ感じで、ザの濁点部分が長細くくっついたデザインになっています。
より本国オリジナルロゴに近づけようとしている感じ?!


・ディズニープラス版(MOVIE版)
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ザ・シンプソンズ MOVIE」のロゴとして使用されたもの。
前記の3種類とは大きく異なり、既存のフォント(ダイナフォントの「まるもじ体」)を一部加工したもの・・・のはず。
近年のメジャースタジオの映画の場合、ロゴのローカライズの制約により、世界共通の形にするために既存のフォントを落とし込むものしか許されないケースも多いそうで、これもそのパターンかと思われます。
そんなわけで、これがそのままディズニーに引き継がれ、MOVIE部分をとったものがテレビシリーズのロゴとしても使用されることに。

ちなみに、日本をイメージしたKidrobotの握りブリンキーのパッケージにもディズニー版ロゴがプリントされています。
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新時代の日本語版ロゴであるこのデザインの下に、「YEAR15」の文字が入ったアフレコ台本が編冊される日が来ることを願いたいところです!


以上、マニアック記事でした。
いや、濃すぎるよ!という方、普段はもっととっつきやすい記事が多いので、これに懲りずまた見に来てくださいね!笑