シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン11、第8話「オヤジ暴走族ヘルズサタンズ参上:Take My Wife, Sleaze」

シーズン11、第8話「オヤジ暴走族ヘルズサタンズ参上:Take My Wife, Sleaze」November 28, 1999

ひょんなことからハーレーを手に入れたホーマー。バートの教えでバイクの乗り方をマスターした彼は、仲間たちといっしょにオヤジ暴走族・ヘルズサタンズを作り、スプリングフィールドで活動を始める。そんなとき、ベーカーズフィールドに存在する同じチーム名の暴走族が名前のことでイチャモンをつけるため、シンプソン家を乗っ取ってしまう!ついにはマージまでもが連れ去られてしまい、激怒したホーマーは愛するマージを連れ戻すために立ち上がる!果たして彼は無事マージを救うことができるのか!?


<以下ネタバレになります>



<名セリフ>
「警察の合言葉は…ミシガンに任せようだ」(ウィガム署長)

<今週のポイント>
原題「Take My Wife, Sleaze」:コメディアンのヘニー・ヤングマンのジョークで、多くの恐妻家の夫が引用し続けるという「どうぞうちのカミさんを持ってって!:Take my wife, please」のパロディ。


バートの反省文:今回は「I can't see dead people(僕には死んだ人は見えません)」映画「シックス・センスのパロディ。まぁ見えないことにこしたことはないですね!

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「TVとコカコーラと司会のディック・クラーク」:50年代に伝説を生みだした3つ。コカコーラは清涼飲料の意味のほかに、10代のたまり場の意味もあるそう。そして、ディック・クラークはTVホストとして人気なったタレント。80歳となった現在もまだまだ現役、活躍中!!ホーマー役:大平透さんと同じですね!


ウルフマン・ジャック:グルーサーズ・カフェの店主として登場する彼ですが、こちらの名前は60年代〜70年代にかけて一世を風靡したラジオDJロバート・ウエストンスミスの芸名のパロディ。


カタブツ(SQUARES)orイケてるヤツ(COOL CATS)



「わんぱくデニス」:お店に来ていたジェイ・ノースは、1959年〜1963年に放映されたTVシリーズに主演。イタズラで周囲に迷惑をかけまくる少年・デニスは、元祖バート!?

わんぱくデニス

わんぱくデニス



「理由なき反抗」:1955年公開。ジェームズ・ディーン主演の有名すぎる作品。ちなみに、シーズン8「初恋の人はイジメッ子」はエピソード全体がこちらの作品のパロディとなっています。
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「ヘルズサタンズ」アメリカに実在する暴走族・ヘルズエンジェルズのパロディ。


「ホウキを持ってる!」アメリカの有名な絵画であるアメリカン・ゴシック」(グラント・ウッド作)のパロディ。シンプソンズだけでなく、向こうでは多くのTVや映画でパロディされています。本家はホウキではなく農作業用フォークを持っています。



NRBQ:本編ではシンプソンズ化されて、エンディングでは実写映像として登場したロックバンド。ちなみに彼らは、シーズン10〜12で劇中へ曲を提供。今回もバイク練習のシーンの「Mayonnaise and Marmalade」と、シンプソン家が乗っ取られたシーンの「Me And The Boys」を提供しています。

Transmissions

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バイクに乗ったラストシーン:こんな感じのシーン、どこかで観たことありますよね!バイクに…ホーマーとマージで…