シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広め、ファンのつながりを作るためにグッズを買えるお店の紹介やエピソードガイド、吹替キャストのみなさんとのイベントレポート等々を掲載しています。

シーズン2、第5話「ダンシング・ホーマー"Dancin' Homer"」

シーズン2、第5話「「ダンシング・ホーマー"Dancin' Homer"」November 8, 1990

スプリングフィールドの地元野球チームであるアイソトープスと、隣町シェルビービルのチームとの試合の観戦にやってきたシンプソンズ一家。酔っぱらって観客席を飛び出し、ダッグアウト上で応援ダンスを披露するホーマー。それが功を奏したのか、負け続きのアイソトープスはまさかの逆転勝利。以来、夜ごと球場で繰り広げられる彼の応援パフォーマンスは球場の名物に。そして…
<以下、ネタバレになります>


・試合前に国家を斉唱するのは、シーズン1「リサのブルース"Moaning Lisa"」に登場し、リサのサックスの師匠となるブリーディング・ガムズ(血の牙)・マーフィー。なお、劇中では時間経過のギャグ演出として断片的に流れる彼の歌声ですが、実は30分にもおよぶ完全版が存在するのだとか。またFOXからは、国歌を割愛するとは怪しからん!とのクレームが寄せられたのだそうです。
・ダンシング・ホーマーは、実在したボルチモア オリオールズの大ファン Wild Bill Hagy をモデルとしたもの。ホーマーが"S-P-R-I-N-G-F-I-E-L-D"とアルファベットを身体で表現するシーンは、この方の"O-R-I-O-L-E-S"のパフォーマンスを真似ています。

決めポーズもそっくり。
・ホーマーがスプリングフィールドに別れを告げる場面で画面がモノクロになりますが、これはゲイリー・クーパーがメジャーリーガーのルー・ゲーリッグを演じた映画『打撃王"The Pride of the Yankees"』での有名なスピーチのシーンの構成や台詞をなぞったもの。


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・一家がキャピタルシティ(州都)に赴くシーン(およびエンドタイトル)で流れるトニー・ベネットの歌は、映画ニューヨーク・ニューヨーク"New York, New York"』の同タイトル主題歌のパロディ。

今は亡きワールドトレードセンターツインタワーを舞台に、ホーマーが大ドタバタを繰り広げるシーズン9「ホーマーのニューヨーク物語"The City of New York vs. Homer Simpson"」のエンドタイトルには、この原曲が流れました。


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・さて、キャピタルシティのシーンにはベネット自身がチラリと顔を出しますが、これは各界の著名人が本人役で登場するという、その後シンプソンズの特徴のひとつとなった趣向の最初の例となります。また、ベネットの歌はこちらのサントラに"Dancin' Homer (Medley)"というタイトルで収録されています
ところで、すでに90歳近いにも関わらず昨年2013年に来日公演を行うなど、今なお現役バリバリなトニー・ベネットには、同じく80代で負けず劣らずご活躍中の、日本語吹替版ホーマー役の大平透さんがダブりますね。