シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン15・第20話:「初恋の追憶"The Way We Weren't"」

シーズン15・第20話:「初恋の追憶」(原題:The Way We Weren't、May 9, 2004.)が放送されました。

ダフビールの瓶を勝手に持ち出し、中身を抜いて遊び道具にしたバートを裁くために、“シンプソンズ一家法廷”が開かれる。審議の過程でホーマーは、バートと同い年位の頃にファーストキスを経験したと告白。その事実は、てっきりハイスクール時代の自分とのそれが最初だと思い込んでいたマージに、強いシヨックを与え彼女を当惑させる。引き続き両者の回想が重ね合わせられるにつれて、さらに予想外の経緯が明るみになるのであった…

<今週の名台詞>

ファーストキスの印象を尋ねられて
「世界中からお祝いのカードを貰ったみたいな気分」(マージ)
クラスター爆弾でゾンビを全滅させたみたいな気分」(ホーマー)

<今週のポイント>

・原題は、先日亡くなったシドニー・ポラック監督作品"THE WAY WE WERE(邦題『追憶』)"のパロディ。

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・君は同じツリーハウスですでに体験済みだろう、ミルハウス!?


シーズン3・第23話
『ミルハウスの初恋"Bart's Friend Falls in Love"』より

・カールやレニー、モーとの初めての出会いが描かれる。ホーマーは、それまで黒人に接した事はなかった様だ

・対岸のガールキャンプや後半に登場する××キャンプの子供達の中には、どこかで見たような顔がチラホラ

・傷心の思いで帰宅の準備をしているマージのトランクの中身に注目!

・かつてホーマーはビン・ラディンと文通していたらしい


・ホーマーが思い出の品を保管していたランチボックスの絵柄は、日本でも放映されていた70年代半ばから後半の人気TVシリーズ『刑事バレッタ"Baretta"』のもの

・本エピソードは、2004年エミー賞の"Outstanding Animated Program"部門にノミネートされた。ちなみに受賞作は『サムライジャック"Samurai Jack"』の"The Birth of Evil"2部作である

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<吹替え版もぜひ!!>

少年少女時代のホーマー&マージが一緒に登場するという、珍しいエピソードでした。同じく子供の頃のレギュラーキャラクター達と共に、オリジナル声優の皆さんでの日本語吹替えでも楽しみたいものです。

明日7月1日(火)も引き続き国内初エピソードが放映されますので、くれぐれもお見逃しなく!