シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン2全タイトル一覧

ザ・シンプソンズのシーズン2:全22話。(米国初放送は1990年10月11日)


シーズン2はレギュラーキャラクター達の設定が固まり始め、絵柄も安定し始めます。作品としては家族愛や道徳・教訓・良心や原子力発電などメッセージ性が強くなっています。



【シーズン2:全22話のタイトル一覧】
◎第01話「落第バート:Bart Gets an F」

・成績が悪いバートは勉強しなくてはと思いながらも遊び続けてしま。次のテストでF(失格)をとると落第することになってしまうことになり、バートはマーチンに勉強を、マーチンはイジメらレナイ方法を習うことにする。
詳しいエピガイ→http://d.hatena.ne.jp/simpsons333/20131202#p3


◎第02話「髪と共に去りぬ:Simpson and Delilah」

・せめて人並みに髪の毛が欲しいと願ったホーマーは、会社の保険を悪用して高価な発毛剤「デモキシニール」で髪の毛を取りもどした。髪の毛が戻って全てが上手く行くホーマーだが・・・。有能なアドバイザー「カール(白人)」の正体は?!


◎第03話「ハロウィーンスペシャル:Treehouse of Horror」
・大人気「ハロウィーンスペシャル」の第1作目。
ハロウィーンの夜にツリーハウスの中でバート・リサ・マギーが怖い話をしているところを脅かそうと近づいたホーマーだが数々の怖い話を聞いてしまうことになり・・・。
◆「悪夢の館:Bad Dream House」

・悪霊が住む家に越して来たシンプソンズ一家は恐怖の一夜を過ごすことになる・・・。映画「悪魔の棲む家」や「シャイニング」などのパロディ。
◆「飢えは災いなり:Hungry are the Damned

・宇宙のライジール4星からやって来た3人の宇宙人”カング”&”シェラク”&”発音するには舌を抜かなくてはいけない(コドス?)”たち。カング達はシンプソンズ一家をUFOに乗せて星に招待し、宇宙船の中でご馳走攻めするが・・・。
◆「カラス:The Raven

・深夜の部屋の中に現れた一匹のカラスによって人間の不安が掻き立てられ恐怖が大きくなっていく。


◎第04話「バーンズ知事選に出馬:Two Cars in Every Garage and Three Eyes on Every Fish」

・三つ目の魚ブリンキーが登場!原発の影響で池が汚染されているという反対運動を押さえ込むためにバーンズが知事選挙に立候補。製作者達は「こんなことありえない」というジョークで描いた作品が30年後に日本で現実になるとは夢にも思わなかったのでは・・・?


◎第05話「ダンシング・ホーマー:Dancin' Homer」

・地元の野球チーム「アイソトープス」の試合観戦に行ったホーマー。ビールに酔っ払って踊って応援をしたところアイソトープスは大勝利に導き球団のオーナーからマスコットにスカウトされる。大人気になったホーマーは・・・・「今夜は放射能汚染の事は忘れてリフレッシュしたまえ!(バーンズ社長)」


◎第06話「シンプソン家VSフランダース家」:Dead Putting Society」

・隣の家に住むフランダースの家を訪れたホーマーは暮らしぶりの良さに嫉妬して難癖をつけて陰険な関係になってしまう。偶然パターゴルフで出会った両家族、フランダースに一泡吹かせたいホーマーはバートとトッドを親の代わりに対決させる。
ホーマー「お前の天敵トッド・フランダースだ!さぁ憎め!」
マージ「ホーマー、あなたバートに歪んだ考え植えつけてない?」


◎第07話「感謝祭の出来事:Bart vs. Thanksgiving」

・感謝祭の日にリサが作った飾りに嫉妬したバートはリサともめているうちに暖炉の中に投げ込んで焼き捨ててしまう。感謝祭を台無しにしたバートはリサに謝るのを拒んで家出してホームレス達の溜まり場に・・・・。
ホーマー「神よ、今日は特に原子力に感謝します。クリーンで安全な人類を救うエネルギー!太陽エネルギーなんてただの夢です!」


◎第08話「命知らずのバート:Bart the Daredevil」

・スタントマンに憧れたバートはスケボーで無茶なジャンプを繰り返す。ますますエスカレートするバートはスプリングフィールドロングフィールド峡谷をジャンプに挑戦すると宣言する。トラックザウルスに車を破壊されてしまうシンプソンズ一家!「トラックザウルス!コレを見逃すくらいなら死んだほうがマシ!刑務所にいるなら脱走して行こう!」


◎第09話「マージの熱き闘い:Itchy & Scratchy & Marge」

・マギーがホーマーをハンマーで殴るという事故が発生。原因は子供達に大人気の凶悪残酷暴力アニメ「イッチー&スクラッチー」の影響だと思ったマージは暴力アニメ追放運動を起こす。ヒッチコック映画「サイコ」の名シーン。


◎第10話「インチキ弁護士にご用心:Bart Gets Hit by a Car」

・バーンズの車にバートが轢かれて怪我を負う。地獄から舞い戻ったバートとシンプソンズ一家に忍び寄って来たのはインチキ弁護士ライオネル・ハーツだった。アメリカの裁判事情風刺。シンプソンズって世界一、裁判シーンが多いアニメなのでは?


◎第11話「残された時間:One Fish, Two Fish, Blowfish, Blue Fish」

・日本料理店でフグの毒を食べてしまったホーマーは残された24時間(正確には22時間)でやることのリストを作る。
死に対する5つの段階「否定」→「怒り」→「恐怖」→「取引」→
「受入れ」。謎の日本人アキラ登場や寿司屋の大将とクラバーペル先生の情事、ホーマーとバートの男の話など見所満載!
人生この3つのセリフさえあればいい「後はよろしく!」「ボスは最高です」「最初からこうなってた」


◎第12話「パパとママの恋物語:The Way We Was」

・テレビが故障したことをキッカケに子供達はホーマーとマージの出会いについて質問をする。二人の出会いは高校のプロムパーティー前、居残りで呼び出された3時古い校舎の106だった。
エイブ「高望みは不幸の元だ。車はポンコツ、仕事は将来性の無いヤツ、女は並みを狙え!」


◎第13話「良心の呵責:Homer vs. Lisa and the 8th Commandment」

・ケーブルテレビのタダ見をすることになったシンプソンズ一家。バートはアダルトチャンネルを友達に見せて小遣いを稼ぎ、ホーマーも友達を招待してボクシング観戦。だが教会の日曜学校で「盗みは地獄に堕ちる」と言われたリサは罪の意識に苛まれて・・・。
ケーブルテレビ&CS放送は最高です。


◎第14話「セルマの結婚願望:Principal Charming」

・結婚したがるセルマのためにスキナー校長を紹介するホーマー。ところがスキナー校長はパティに一目ぼれしてしまう。スキナー校長の弱みを握ったバートはやりたい放題。一方、ふられてしまったセルマは代わりの相手を探してみるが・・・・


◎第15話「デトロイトの嵐:Oh Brother, Where Art Thou?」

・ホーマーには腹違いの兄がいた。兄の名はハバート・パウエル(ハーブ兄さん)、デトロイトの自動車メーカーの大社長だったのだ。再開を喜ぶハーブ兄さんはダメな弟ホーマーに自信をつけさせようとクルマの開発を任せるのだが・・・。声優:青野武さんの名演技にも注目。
ホーマー「他の国はともかく、まだ一度も事故を起こしてない原子力発電に感謝します。今後ともよろしくアーメン」


◎第16話「迷犬リトルヘルパー:Bart's Dog Gets an F」

・いたずらばかりしているサンタズ・リトルヘルパー。ホーマーの大事なスニーカーをメチャクチャにしてしまい犬の調教学校に預けられるが一向に利口にならず、ついにホーマーは調教学校を卒業できなければヘルパーを追い出すことを決意する・・・


◎第17話「黄昏:Old Money」

・エイブじいちゃんと恋人ビーの儚くも美しい恋物語。それに対してホーマーのダメッぷりときたら・・・・酷い。滝口順平さんのエイブじいちゃんのベストエピソードです!
詳しいエピガイはコチラ→http://d.hatena.ne.jp/simpsons333/20110904/p5


◎第18話「マージは芸術家:Brush with Greatness」

・巨大プール:マウント・スプラッシュモアのウォーター・スライダーで大失態をみせたホーマーはダイエットを決意する。ダイエット器具を探しているうちに屋根裏からマージが描いたリンゴ・スターの絵が大量に見つかる。主婦として芸術から離れていたマージは再び絵を描き始め、それがバーンズ社長の目に留まる。


◎第19話「リサのときめき:Lisa's Substitute」

・ライム病で入院することになったフーバー先生の代わりにやってきた風変わりなバーグストローム先生。誰にも理解されずに孤独感を味わっていたリサにとって初めて自分を理解してくれる大人の出現にリサは生まれ変わる。一方バートはクラス委員に立候補してマーティンとの激しい選挙戦を繰り広げる。
リサ「あなたは狒々(ヒヒ)よ!最低の狒々よ!狒々!」


◎第20話「シンプソン家の戦争:The War of the Simpsons」

シンプソンズ家で初めてのホームパーティーを開くことになった。ホストなのに酔っ払って大失態をやらかしたホーマーにマージは激怒!
二人は結婚の修復のために”なまず湖”で開催される夫婦セミナーに参加することにするが、ホーマーは225kgある湖の主シャーマン将軍を釣り上げる魂胆でいる。夫婦不在のシンプソンズ家はエイブじいちゃんがベビーシッターの子守役を引き受けるがバートとリサにだまされてパーティーを開くことになりとんでもないことに・・・。
マージ「こんな恥ずかしい思いをしたのは生まれて初めてよ!」(←マージはこの先起きる数え切れない未来を知らない・・・)


◎第21話「幻の創刊号:Three Men and a Comic Book」

・大人気コミックの放射能男の創刊号を見たバート。コミックを買うためにバートはアルバイトをするが100ドルは程遠く・・・。バートはミルハウスとマーティンと3人でコミックを共同購入することに成功するが手に入れた本は1冊だが読みたいのは3人・・・・
バート「労働するのはドンくさい奴」


◎第22話「バートは命の恩人:Blood Feud」

・珍しいバーンズの血液型RH-O型を輸血できるのはバートだけだった。若いバートの血を入れて元気が出たバーンズだがお礼は感謝のカード1枚。怒ったホーマーはバーンズに罵りの言葉をこめた手紙を書いて出してしまい、バーンズの怒りをかってクビにされてしまう。
OPで紹介される原発事故が起きた時の緊急サイン掲示板にこめられた風刺が日本人には突き刺さる。
バーンズ「オルメク族というインディアン(メソ・アメリカインディアン)エクスタポラポケトルという戦いの神」


《シーズン2感想》
久しぶりにシーズン2を全話みました。見る前は絵がちょっと古臭くて話が退屈そうなイメージがありましたが、そんな不安を忘れさせてくれる面白さでした。シーズン2ではホーマーの脱線ぶりは控えめでバートの方が無謀でやんちゃな性格になっています。見終わった後に日ごろの自分の行いを省みるような気持ちになれるいい作品がたくさんあります!
まだ見たことがない人は是非!しばらく見てない人は改めて!シーズン2をご覧ください!

シンプソンズファンクラブ・ブログでは次週からシーズン2の各エピソードの詳細なエピソードガイドを掲載していくのでお楽しみに!!