シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン11、第6話「親子の絆にストライク!:Hello Gutter, Hello Fadder」

シーズン11、第6話「親子の絆にストライク!:Hello Gutter, Hello Fadder」November 14, 1999

<あらすじ>
仕事の憂さ晴らしのため、マギーとの時間を放り出してボウリングにやって来たホーマー。そんな彼が、見事パーフェクトの300点を記録し、一躍スプリングフィールドのヒーローに。学校の講師、TV出演にと大活躍!…しかし、あっという間に栄光は忘れ去られ、ひどく落ち込んだホーマーはほかに自分が夢中になれることを探す。そしてついに見つけた、最高に夢中になれるコト、それはマギーを思いっきり可愛がることだった…。


<以下ネタバレになります>


<名セリフ>
マージ「なんでレニーが!なんでレニーが!」
バート&リサ「なんでレニーおじさんが!」


<今週のポイント>
・本エピソードの原題「Hello Gutter, Hello Fadder」は、アラン・シャーマンが放った大ヒット曲「Hello Muddah, Hello Fadduh」のパロディ。


・ホーマー、寝すぎ!…ちなみに、こちらのシーンは、映画「コヤニスカッツィ/平衡を失った世界"Koyaanisqatsi: Life out of Balance"」のパロディ。



・遅刻の時の対処法



・マージとレニーの怪しいカンケイ



・クラスティブランドの「Chew Gooガム」は、一時期アメリカで原料にクモの卵が使われているのではないか、という噂も流れたことがある「Bubble Yumガム」のパロディ。



・お馴染み!ホーマーのやることリスト



・ホーマー、人生のパートナーはもちろん…!?


・ホーマーが通りを歩きながら歌う曲は、後に地獄の黙示録でも使用された、ドアーズ「ジ・エンド"The End"」。


・地底で暮らすのは、原作は小説で映画化もされたタイム・マシン 80万年後の世界へ"The Time Machine"」のモーロック(地底人)に、「チャド"C.H.U.D."」のミュータント、そして「The Mole People(日本未公開)」のパロディ・モグラ男風のモグラ族!


・ホーマーテレビマンは、シンプソンズでも度々ネタにされる幼児向け番組テレタビーズ"ティンキーウィンキー"のパロディ。ちなみに、本家ティンキーウィンキーの吹き替えを担当されているのは、大平透さんと1文字違いの大川透さん



・マギーの目から見たホーマーは、映画「大アマゾンの半魚人"Creature from the Black Lagoon"」に登場する半魚人のパロディ。



・マギーがホーマーを助けるシーンのBGMは、TVドラマ「世紀の海戦"Victory at Sea"」のもの。


<感想>
不器用ながらも必死にマギーを可愛がる、ホーマー。いいですね!
シーズン5「バートは大スター!!」、シーズン6「マギーの写真」、シーズン7「ホーマーのボーリングチーム」なんかを合わせてご覧になると、ますます楽しめるかもしれません!