シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン7、第4話「魂を売っちゃったバート"Bart Sells His Soul"」October 8, 1995

シーズン7、第4話「魂を売っちゃったバート"Bart Sells His Soul"」October 8, 1995
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教会で、しでかしたイタズラの代償として、共に罰を受けるバートとミルハウス。退屈でキツいペナルティの最中、互いにいがみあうふたりは、ひょんなコトから神学論争(?)に突入! 俺の魂なんか5ドルで売ってやる!とのイキるバートに対し、そんなら俺が買うよと返すミルハウス。そして…
<以下、ネタバレになります>
・冒頭、配られる賛美歌の譜面をバートがすり替えたせいで演奏されてしまい、教会を熱狂のライブコンサート会場と化させるのは、サイケロックバンドのアイアン・バタフライが1968年に発表したアルバム"In A Gadda Da Vida"収録の同タイトル曲。

IRON BUTTERFLY - IN A GADDA DA VIDA - 1968 (ORIGINAL FULL VERSION) CD SOUND & 3D VIDEO
実に17分もある長い曲で、パイプオルガン弾きの老婆が倒れてしまう描写も、むべなるかなって感じです。

In-A-Gadda-Da-Vida

In-A-Gadda-Da-Vida

なお、この頃のシーズンにおける吹替版の楽曲シーンでは、声優さんたちが日本語で歌唱しているが嬉しいですね。
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・"Bart Simpson's soul"と自筆で記した教会の便箋を、約束通りミルハウスに売り渡すバート。
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あんな紙切れに何の意味があるの?と強がっていたものの、やがて彼自身に奇妙な現象が起き始める。
・その頃、いつまでもシケたバーで満足している場合じゃないと、ファミリー向けのレストランとして店をリニューアルする決心をするモー。内装を一新すると共に、メニューの目玉となる揚げ物料理を提供するために、海軍払い下げの巨大なフライヤーを入手。
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・一方、あれほど熱中していたイッチー&スクラッチーへの興味が薄れているバート。彼の変化を心配したリサは、代わりにホーマーにイタズラを引っ掛けてみせるが、全く反応しない様子に、これはただ事で無いと彼女は確信する。
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その後も、自動ドアが反応しないなどの事態に、どうにかして魂を買い戻さねば!と、遅ればせながらも焦りはじめたバートだが、自宅の害虫駆除の為にミルハウスが遠くの親戚の家に行ってしまうなど、コトは思った様に進まない。
・開店準備も整い、TVCMを流してレストラン集客に務めるモー。
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・バートは、ようやくミルハウスをつかえる。しかし、すでに彼は魂を手放していた。
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アルフのメダルと引き換えに…
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アルフというと所ジョージ。日本のシンプソンズファンとして、所サンには特別な感情を抱かざるを得ないトコロですが、このエピソードには無関係なので、これ以上は触れずにおきます。
・ミルハウスの取引先のコミックブックショップに駆けつけるも、さらに第三者に転売したと告げられ、絶望を禁じ得ないバート。
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・さて、CMのおかげもあってか、モーのレストランは大盛況!
しかし、いつものホーマーら酔っぱらいの常連客たちとは、まるで勝手の違う客層に、懸命に作り笑いを浮かべ奮闘するも、徐々に化けの皮がはがれてゆき…
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・さて、果たしてバートは魂を取り戻すコトが出来るのか? そして、第三者って誰?
そして、モーのレストランの行く末は!?
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