シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン10、第16話「ズッコケパパの愛情物語:Make Room for Lisa」February 28, 1999

シーズン10、第16話「ズッコケパパの愛情物語:Make Room for Lisa」February 28, 1999

ホーマーがやらかしてしまったトラブルの罰として、携帯会社・オムニタッチ社のアンテナがシンプソン家に設置され、その制御装置がリサの部屋に置かれることになる。ストレスが限界に達し、傷つくリサの姿を見て、娘の気持ちを全く理解できていないと反省したホーマーは、彼女を神秘的なグッズで溢れている店へと連れて行く…。一方マージは、マギーのベビーモニターに入って来てしまったスプリングフィールド住民の通話を盗み聞きすることにハマッてしまう。


<以下、ネタバレになります>


・定期的に過去に行っちゃうらしいホーマー。

・博物館に展示されているのは、ヤンキースの伝説の内野手ルー・ゲーリッグのユニフォームとバット&ボール、子供番組「Howdy Doody」(バートも発する「カワバンガ!」という言葉が生まれた番組)の人形、アメリカ独立のシンボル「自由の鐘」など。

フォンジー:ドラマ「ハッピーデイズ」の登場人物。ほかに「ハッピーデイズ」ネタは、シーズン4「ホーマーのおしおき」,シーズン13「パパは正義の警察官」などに登場しています!

・ホーマーの舌に残った「cruel and unusual(残酷かつ異常)」の文字。前のシーンで消してしまった憲法の一部「cruel and unusual punishment(残酷かつ異常な刑罰)」と、請求された額の大きさにショックを隠し切れないということをかけています!

「パパがビデオ消すまではリトル・マーメイド」:シーズン4「よみがえった男」では、ホーマーが「リトル・マーメイド」の劇中歌「アンダー・ザ・シー」風の歌を披露しています。吹き替え版では、大平さんによる日本語バージョンで聴くことができますよ!


おかしな二人」だろ!:ミュージカル→映画化→ドラマ化された、人気シリーズ。TVシリーズ版(邦題「おかしなカップル」)では、主役の1人オスカーの吹き替えを大平透さんが担当されました!
おかしな二人 [VHS]

おかしな二人 [VHS]

・マギーが遊んでいるぬいぐるみは、シンプソンズにもちょこちょこと登場する、マット・グレーニングの漫画「ライフ・イン・ヘル」ボンゴ

The Big Book of Hell: The Best of Life in Hell

The Big Book of Hell: The Best of Life in Hell

  • 作者:Groening, Matt
  • 発売日: 1990/10/31
  • メディア: ペーパーバック
・マージの盗み聞きメモ:オットーがドラッグ?、クインビー市長が捕まる?、バーンズは貪欲?

・ヒバート先生の無意味な笑いの秘密。

・カルマ薬局には、ストーンカッターズ(シーズン6「秘密結社に選ばれて」)のシンボルがプリントされた旗も売られています。

・盗み聞き中毒のマージにいたずらをするバート&ミルハウス。実際に日本で、このシーンと同じくおもちゃのパトカー(+タバコのフィルム(C)柳沢慎吾)を使ったオレオレ詐欺犯がいたみたいですね。


<日本語版製作スタッフ>

役職 お名前
演出 向山宏志
翻訳 徐賀世子
調整 飯村靖雄
スタジオ グロービジョン

<声の出演>

役名 お名前
ホーマー 大平透
マージ 一城みゆ希
バート 堀絢子
リサ 神代知衣
レニー 朝戸鉄也
カール,警備員2,回収屋1 辻親八
スキナー,ヒバート,ラジオDJ 青森伸
アグネス 鈴木れい子
クラスティ,マーティ,ルーイ,回収屋2 島田敏
ミルハウス,マジシャン 飛田展男
モード,オムニタッチ社員 紗ゆり
フランダース,モー,ビル,場内アナウンス 稲葉実
ロッド,ラルフ,店員 真柴摩利
トッド 安達忍
ウィガム,警備員1 中村大樹