シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

映画「ブッシュ」公開記念

世界中を死と混乱に陥れた最大の原因である男、第43代アメリカ合衆国大統領、『類人猿大統領』『靴よけの達人』とも呼ばれる男。。。。『ジョージ・W・ブッシュ』。そのジョージ・W・ブッシュの半生(反省)を描いた映画「ブッシュ」が5/16から公開されました。監督はなんと名匠オリバー・ストーンです。



公式サイト
http://www.bush-movie.jp/


世界最大級のバカボンが世界最大級の権力を手にしてしまった悲劇と喜劇。父親に対するコンプレックスで湾岸戦争に踏み切り、アメリカだけでなく世界中がとばっちり受けてしまう恐ろしさを描いているようです。


そして、この映画を見る前に見ておきたい作品が2つあります。
一つはもちろん『ザ・シンプソンズ
初登場はシーズン2「リサの愛国心(原題:Mr. Lisa Goes to Washington)」でパパブッシュとママブッシュが初登場、ママブッシュのバーバラはバスルームシーンで登場しました。



その後、パパブッシュは大統領就任時に「我がアメリカ合衆国の家族とは、シンプソンのような家族ではなく、ウォルトン(en:The Waltons)のような家族の強い絆で結ばれたものでなければならない」とシンプソンズ低俗番組として非難しました。
それに怒ったマット・グレーニングはシーズン7 「ブッシュVSシンプソンズ(原題:Two Bad Neighbors)」でシンプソンズ家の向かいに大統領を引退したパパブッシュを引越しさせて近隣騒動に巻き込んで復讐をしたのでした。



そして、もう一つは、『たのしい甲子園でデビュー、『機動戦士ガンダムさん』『野獣社員ツキシマ』の作者:漫画界の鬼才『大和田秀樹』による麻雀漫画 『ムダヅモ無き改革』(別名「小泉マージャン」)であります。

雀卓を舞台にマージャンを使って世界政治を風刺した傑作と言うべき作品です。シンプソンズに通ずるところがあります。マージャンが分からなくても楽しく世界情勢が学べます(?)


注目するべきは登場する政治家の面々、日本からは小泉前首相(作中では総理大臣)・麻生タロー総理大臣(作中では外務大臣)・タイゾー議員(小泉チルドレン)、アメリカからはブッシュ親子(パパ&サル)、イギリスからはサッチャー元首相(鉄の処女)、ロシアからはプーチン元大統領(殺し屋大統領)、北朝鮮からは金正日(暴君)と非常に豪華な顔ぶれです。




作中の人物が実在の人物よりカッコよすぎるのは「マンガ」なのでご愛嬌(笑)


まずは試しにちょっとこの動画を見てもらいたい。そして面白かったら単行本を買って全部を読んでもらいたい。オススメの風刺(?)漫画です。




ブッシュ(Jr)元大統領とか麻生太郎総理大臣とか、どこの国でも世襲議員は大変ですね(いろんな意味で)
政治家を見ていると現実とマンガやアニメの世界の境界線は薄そうに感じますね。そういえば金正日世襲か。。。

ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)

ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)