シーズン8、第25話「G.I.リサ"The Secret War of Lisa Simpson"」May 18, 1997
担任のエドナに率いられ、スプリングフィールド警察へと校外学習に出かけるバートたち。退屈な見学から抜け出したバートは、ふと目にした備品のメガホンを使ったイタズラを仕掛けるが、それは予想をはるかに上回る結果を生んでしまい…
<以下、ネタバレになります>
・オリジナルサブタイトルは、ポール・ニューマン主演のコメディ"The Secret War of Harry Frigg(邦題:脱走大作戦)"のもじり。
もし邦題と同じく『G.I.リサ』とされていたら、デミ・ムーアみたいな坊主頭のリサが登場したかもしれませんね。
・堂々と遅刻してやってくる、ウィガム署長。どうやら、ここの警察は夜間は休業しているらしい。
・大量のメガホンを直列につなげたバートが、おもむろに発生テストをしかけたところ…
バートが反動で吹き飛ばされるくだりは、『
バック・トゥ・ザ・フューチャー』の冒頭でドクのアンプとスピーカーにつないだ
エレキギターを弾こうとしたマーティが、同様に宙を舞うシーンのパロディです。
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スプリングフィールド全体をも巻き込んだイタズラに、今度ばかりは堪忍袋の緒が切れたホーマーは、ウィガムのふたつ目の提案に従い、バートを全寮制のミリタリースクールに送ることにします。
なお、最初に提案された薬物治療は、シーズン11「良い子・悪い子・クスリの子」にて試されるのですが…
simpsons333.hatenablog.com
・宿敵バートが自分たちの元から去る様子を、
歓喜して見送るスキナー校長と
エドナ。
・騙し討ちをくらってミリタリースクールに放り込まれるのを必死で逃れようとするバートとは対照的に、その規律正しく程度の高い校風に感銘を受け、私もココに残る!と宣言したリサも、晴れて入学を許される。
ミリタリースクール校長を演ずるのは、『永遠の門
ゴッホの見た未来"At Eternity's Gate"』での
ゴッホその人の演技により、
ヴェネツィア国際映画祭で男優賞に輝いた名優
ウィレム・デフォー。
声優としても、
アメリカに舞台を移しての『
デスノート』リメイク版での死神
リュークなどを担当しています。
・早速、クラスメイトたちから手厚く"歓迎"されるバートとリサ。
しかし、類まれな射撃技術などを認められ、やがてバートのみ受け入れられる。
・時は過ぎ、卒業の日を前にして、"the Eliminator(殺人者)"と名付けられた訓練施設を使っての、過酷な最終試験の実施が告知される。
その突破は体力的に困難なリサのために、深夜にこっそりと特訓を手伝ってやるバート。
果たして、この試練を乗り越えて、ふたりは無事
スプリングフィールドに帰還出来るのか!?
<声の出演>
<日本語版スタッフ>