シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シンプソンズとシュガーラッシュは兄弟?

ただいま絶賛公開中のディズニー・ピクサー最新作『シュガーラッシュ』。
じつはこの映画のリッチ・ムーア監督は、シンプソンズのエピソード監督を何本も担当していたのです。

TBSラジオにて毎週土曜に放映されている「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」内の映画時評コーナー“ムービーウォッチメン”にて、番組パーソナリティの宇多丸さんによる、この『シュガーラッシュ』の紹介・批評が4月13日にオンエアされました。
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2013/04/3142013413.html
以下のアドレスをクリックすると、ポッドキャストで聞くことが出来ます。
http://podcast.tbsradio.jp/utamaru/files/20130413_watchmen.mp3
作品の面白さをより高めることの出来る、興味深い内容。なお、放送から一ヵ月後には削除されてしまうので、映画を観た後に聞きたいという方は保存をオススメします。


今回のムービーウォッチメンでは、シンプソンズのリッチ・ムーア作品がとりあげられています。さすがは、大ファンである事を公言し、このファンクラブが誕生するきっかけとなった『シンプソンズMOVIE』公開時の声優問題にも強い興味を持ち、当時番組で大々的に取り上げてくださった宇多丸さんです。


ここで、引き合いに出されたエピソードを紹介しましょう。


シーズン2『良心の呵責"Homer vs. Lisa and the 8th Commandment"』

偶然、ケーブルTVの有料放送をタダで観られる手段を得て、TV漬けとなるホーマーとシンプソンズ一家。ただ一人、違法行為はしたくないと抵抗するリサを除いては…
その後の、リサの菜食主義や改宗などの展開にもつながる、重要エピソードです。



シーズン4『ホーマーのおしおき"Itchy & Scratchy: The Movie"』

あのイッチー&スクラッチーが劇場映画化! 早々に前売りチケットを入手して公開をいまや遅しと心待ちにするバートとリサだったが…
問題の“イッチー&スクラッチーの歴史”は、ケント・ブロックマンがファンの熱狂を伝えるニュースショー内に出てきます。


これら以外にも、マイケル・ジャクソンのゲスト出演で有名な「マイケルがやって来た!"Stark Raving Dad"」や、ホーマーの腹違いの兄弟ハーブが再登場する「ハーブおじさんは発明家"Brother, Can You Spare Two Dimes?"」(共にシーズン3)。


また、町の住民が集合してのミュージカルシーンが楽しい「モノレールの甘い罠"Marge vs. the Monorail"」に、マージが演劇に挑戦する「マージという名の電車"A Streetcar Named Marge"」、さらにバートとリサが何とイッチー&スクラッチーの脚本家に就任してしまうという「天才作家の正体"The Front"」(何れもシーズン4)。


そして、サイドショー・ボブがバートに復讐にやってくる「よみがえった男"Cape Feare"」(シーズン5)

その他にも、どれも必見の名エピソードばかりです。
シュガーラッシュを楽しんだ後は、是非、シンプソンズのリッチ・ムーア監督作品を探してみてください!
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