シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広め、ファンのつながりを作るためにグッズを買えるお店の紹介やエピソードガイド、吹替キャストのみなさんとのイベントレポート等々を掲載しています。

シーズン5、第4話「バーンズのテディベア "Rosebud"」

シーズン5、第4話「バーンズのテディベア」"October 21, 1993

ある夜スミサーズは、バーンズがベッドでうなされている姿を目にする。それは、これまで忘れていた幼少期の記憶と共に、当時肌身離さずにいたテディベアのボボの思い出が、ふいに蘇ってきたせいであった…
<以下、ネタバレになります>


・バーンズが貧乏な両親の元からもらわれてきた養子であった事が、はじめて明かされます。その際、彼はボボをその場に捨て置いてきてしまったのでした。

・サブタイトルの"Rosebud"とは、バーンズのキャラクターのモデルである『市民ケーン』の主人公ケーンが残した末後の台詞。映画のラストで解き明かされる、この台詞の意味に相当するのがボボだったのです。

なお、以下にリンクした冒頭10分間を観るとわかる様に、ザナドゥと称せられるケーンの豪邸の描写へのバーンズ亭のそれや、この台詞の発せられるシーンへなどへのオマージュは見事の一言。



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・ボボとは何ですか?と訊ねるスミサーズに、ワシは保安官ロボと言ったのじゃ!誤魔化すバーンズ。これは、TVシリーズ『トラック野郎!B・J』に登場した敵役キャラクターを主役に据えた、国内未放映のスピンオフシリーズ"The Misadventures of Sheriff Lobo"を指しています。


・一方ホーマーは、バーンズのバースデーパーティで余興を披露する事となります。バート以外の家族たちの苦い顔を尻目にノリノリな彼が、ゴルフ・クラブ片手にネタの練習をするのは、俳優としても著名なスタンドアップコメディアンボブ・ホープの真似。

なおボブ・ホープは、シーズン4「リサは美少女」に本人役で出演していますね。・パーティ会場の前に、それぞれプレゼントを抱えて並ぶ参列者の中には、歴代合衆国大統領の姿が!

なおパパ・ブッシュは、このエピソードが初登場。
スペシャルゲストとしてハッピーバースデーを唄うのは、何とラモーンズ! 彼らは元々シンプソンズファンで、このオファーには快く応じてくれたそうです。

・引き続いてはホーマーのスタンドアップコメディ。予想通り、野原しんのすけとタメ張るお下劣ネタに、会場は大混乱。すかさず駆けつけては、何故か参列者達をボコボコに痛めつける警備員達は、ジョージ・ルーカスのデビュー作『THX 1138』に登場するロボット警官風。

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・ここで、バーンズに捨てられて以降のボボの波乱万丈な運命が語られます。まず、初の大西洋単独無着陸飛行に旅立つ直前のチャールズ・リンドバーグに拾われヨーロッパへ。

その後、何故かヒトラーの元へとたどり着き。

そして、潜航したまま初めて北極点に到達した原子力潜水艦ノーチラス号と共に海底へと赴くと、そのまま氷漬けに。

回りまわって、ロックアイスの袋に紛れ込んでクイッキーマートの店頭に並び、スプリングフィールドへの帰還を果たしたのです。

・バーンズが、その発見者に多額の報酬を与えると発表した頃、偶然にもシンプソンズ家に現れたボボ。

・まさに一攫千金!と小躍りして喜ぶホーマーでしたが、どうしてもボボを返却するわけにはいかない事情が発生。事態は、一家のみならず、スプリングフィールド全体を巻き込む大騒動へと発展してゆきます。果たして、その結末は?!

・そして、お話は人類滅亡後の遠い未来まで、続いてゆくのでした。