シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン7、第8話「ホーマーの母はグレン・クローズ"Mother Simpson"」

シーズン7、第8話「ホーマーの母はグレン・クローズ"Mother Simpson"」November 19, 1995
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世間への点数稼ぎがミエミエな、社員たちを動員してのバーンズの社会奉仕活動をサボるべく、バートと共に大掛かりなイタズラを仕掛けるホーマー。思いの外にうまくゆき過ぎたせいで、事故死したコトにされてしまったのをキッカケに、意外な再会劇が!
<以下、ネタバレになります>
・次々と弔問客が訪れ、ホーマー名義で契約していた電気も切られてしまいと、日常生活に支障をきたす様になってしまったシンプソンズ家の状況を改善させるべく、自分の死亡記録を修正しようと市役所に乗り込んだホーマーは、幼い頃に死に別れたと教えられていた母親の生存を知る。
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・厄介者の消滅を喜ぶパティ&セルマが早々に用意した自分の墓で、27年ぶりに母モナと再会するホーマー。
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モナの声を演ずるグレン・クローズは、マイケル・ダグラスと共演した『危険な情事"Fatal Attraction"』などで知られる名女優です。
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Fatal Attraction (1987) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers

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今年のアカデミー賞にて『天才作家の妻 40年目の真実"The Wife"』での演技を認められ、実に6度目の演技賞ノミネートされたものの、今回もまた逃したコトも、記憶に新しいですね。

映画『天才作家の妻 -40年目の真実-』予告編
なお彼女は、この後もシーズン15「おばあちゃんのプリズン・ブレイク"My Mother the Carjacker"」をはじめ、同じくモナ役で9回も出演しています。
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ボブ・ディランの「風に吹かれて"Blowing In The Wind"」のセッションをするなど、たちまちモナと意気投合するリサ。
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Blowing In The Wind (Live On TV, March 1963)
・しかし、何か不審な雰囲気を感じたリサは、モナが複数の違った名前のIDを所持しているのを見つける。
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・問い詰められ、失踪の理由を語り始めるモナ。
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時は1960年代後半。平凡な主婦に過ぎなかった彼女は、ひょんなコトからカウンターカルチャーの波に乗り、今からは想像もつかぬマッチョな夫エイブの庇護の元から羽ばたき始める。
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その経緯で、当時、金儲けのために細菌兵器の研究をしていたバーンズへの抵抗運動に参加したモナ。うっかり顔を見られた結果、彼女は実行犯として指名手配されてしまう。
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家族には迷惑をかけられないと、エイヴとホーマーを置いてモナは家を出たのでした。
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・四半世紀以上を経ての再会を喜び合う彼らだったが、やがて捜査の手が伸びてくる。これまた意外な人物の手引きもあり、すんでのところを逃げ切るモナ。
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例によってのオープニングとは対照的な、夜空の元で母への想いにひたるホーマーの姿が描かれる美しいエンディングが心にしみます。