シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン10・第13話「刑事ホーマー俺がへなちょこ:"Maximum Homerdrive":February 7, 1999」

シーズン10・第13話「刑事ホーマー俺がへなちょこ:"Maximum Homerdrive":February 7, 1999」

刑事モノの新番組にカッコイイヒーローが登場!その名はホーマー・シンプソン!! 偶然の一致に、周囲からチヤホヤされイイ気になるホーマー。しかし、心待ちにしていたドラマの第二話は…

<以下ネタばれになります>
<チェックポイント>
・通常9月から翌年春までを1シーズンとして放映されるアメリカのTV番組ですが、聴取率が上らないなどの理由で途中で打ち切りとなってしまった番組枠の穴埋めとして製作・放映されるものをミッドシーズン番組と呼びます。あくまでも短期間のピンチヒッター的役割ではあるものの、中には予想外の人気を集めて健闘する例もあり、今年で25シーズン目をむかえる超長寿人気シリーズであるシンプソンズも、元々は1989年末にスタートしたミッドシーズン番組なのです。

・ミッドシーズンの新番組のチェックに余念の無いシンプソンズ一家。

・しかし、どれもこれもクズばかりで落ち込んでいたところに始ったのは、日本でも人気の高い『マイアミ・バイス』風のポリスアクション"Police Cops"。


たちまち虜となるホーマー。しかも、主人公の名前が自分と同じホーマー・シンプソンなのに大興奮!

・なお、番組チェックの合間に挿入される、何故TV局はアニメが好きなのか?の証拠を示す楽屋落ちのギャグは秀逸です。

・さてさて、モーの店で常連達と"Police Cops"第二話の放映を今や遅しと待っているホーマー達。

しかし、ドラマ主人公の方のホーマーのキャラクターが、予告なしに三枚目も変更されていて…

一転、笑いモノに。

第一話のスカーフを首に巻くキメポーズで強がるも、

ピクサーの『Mr.インクレディブル"The Incredibles"』に出てくる有名なギャグを彷彿とさせられる、手痛い目にあってしまう。

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・製作スタジオへと抗議に出向くホーマー。

しかし、相手にされなかったばかりか、その場でのドジをちゃっかりドラマのネタに…

・遂には裁判所でスタジオを訴えるが却下されると、自分の名前の変更を請求し、コチラは許可が下りる。

発電所の持ち場のネームプレートを、新名の"Max Power"に入れ替えているホーマーが振りを付けて口ずさむのは、『007 ゴールドフィンガー"Goldfinger"』の替え歌。


・ネームプレートを目にして、これまでとは180度対応が変わるバーンズ社長。改名の効果は予想以上の様だ。

・高級衣料店で新しいシャツを購入ていたホーマーは、そこでこれまで縁の無かった街のセレブに声をかけられ親しくなる。

・週末の彼らのガーデンパーティに招かれ、一躍人気者となるホーマー&マージ。

しかし、予想もしていなかった事態が彼を待っていた!

<日本語版製作スタッフ>

役職 お名前
演出 向山宏志
翻訳 徐賀世子
調整 飯村靖雄
スタジオ グロービジョン

<声の出演>

役名 お名前
ホーマー 大平透
マージ 一城みゆ希
バート 堀絢子
リサ 神代知衣
エイブ 滝口順平
カール,水兵,放送局員2,パーティ客 辻親八
レニー 朝戸鉄也
ウィガム,TVナレーター 中村大樹
モー,クリントン 稲葉実
バーニー,TV俳優,放送局員4,配車係 広瀬正志
ネルソン,オットー,水兵,セレブ2 桜井敏治
ブックガイ,トレント,犯人,署長 青森伸
フリンク,秘書 飛田展男
クラスティ,ロン 島田敏
女性プロデューサー,セレブ1 紗ゆり
判事,社長,セレブ3 糸博
バーンズ 北村弘一
エディ,ウィリー,偽フランダース,刑事ホーマー,放送局員1,エド 目黒光祐
ルー,ランス,放送局員3 伊藤栄次
店員 真柴摩利