シーズン15・第21話:「星条旗よさらば」 (原題:Bart-Mangled Banner、May 16, 2004.)が放送されました。
注射の副作用で 一時的に耳が聴こえなくなってしまったバート。そんな状況でバスケの試合に参加することになった彼だったが、試合前の国旗掲揚の際に、それが原因で星条旗に尻を向けてしまう。すぐさまシンプソンズファミリーは 街中で"非国民"とバカにされはじめ、挙句の果てには、TV番組でのマージの失言により、牢獄(再教育施設)に入れられてしまう。どうにかして脱獄したいファミリーはある方法を思いつくものの・・・
<今週の名台詞>
牢獄にいるクリントンたちを見て・・・
「ホントの犯罪者もいるのね」(マージ)
<今週のポイント>
・当エピソードの原題「Bart-Mangled Banner」は、言わずと知れたアメリカ国家「The Star-Spangled Banner(星条旗)」が元ネタとなっている。
・ヒバート先生がバートを追いかけるシーンは「北北西に進路を取れ"North by Northwest"」のパロディ。また、その際流れている音楽は ロックバンド・ブロンディの"One way or another"。
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・レニーの胸には星条旗のタトゥが。ん?でも何かおかしいぞ
・モーの国籍が明らかに?
・ファミリーが出演したトークショーは アノ"FOX NEWS"で放送中の「The O'Reilly Factor」のパロディ。
・マージの失言でアメリカ国民は大激怒。反対にイ●クではシンプソンズファミリーがヒーローに。
・スプリングフィールド改めリバディービルで すべて商品が"$17.76"になるジョークは、独立宣言が調印された"1776年"をもじったもの。
・アプーが子供たちの名前を“愛国的”なものに改名するギャグは、イラク侵攻に対するフランス政府からの抗議への返礼(?)として、フレンチフライがフリーダムフライに名称変更されるなどの、放映当時のアメリカ国内の風潮を皮肉ったものと思われる。
・再教育施設から脱走するシーンは「サウンド・オブ・ミュージック"The Sound of Music"」のパロディ。
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<吹き替え版もぜひ!!>
カゲキなジョークの中にも、しっかりとした家族の"愛"が描かれている当エピソード。やはり 素晴らしい技術をお持ちの日本語版キャストのみなさんの吹き替えで見てみたいものです。
明日、7月2日(水)の放送で シーズン15がフィナーレとなります。お見逃しなく!