シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

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シーズン5、第18話「バーンズの跡取り "Burns' Heir"」

シーズン5、第18話「バーンズの跡取り」 "Burns' Heir"」April 14, 1994

優雅に湯船につかりつつ、例によって発電所の雇用者イジメを楽しむバーンズだったが、スミサーズが少し目を離した隙に溺死しそうになってしまう。天涯孤独な彼は、自らの莫大な資産を譲渡するに値する、跡取りの必要性に遅まきながら気付いたのだが…
<以下、ネタバレになります>
・長年お尽くし続けてきた私の立場は…と詰め寄るスミサーズへの、バーンズの回答はコレ。死後は同じ棺桶に入れられ、生埋めにされるらしい。

・早速、跡取りのオーディションを開催するバーンズ。その告知は、スプリングフィールドの映画館にて上映前に流される。美しい草原に佇むバーンズが観客に語り掛けるスタイルは、バリー・レヴィンソン監督・ロビン・ウィリアムズ主演の映画『トイズ"Toys"』風。


この告知映像の前にロゴが表示されるTHXとは、元々ルーカスフィルムが制定した映画館や再生機器・ソフトなどの品質のお墨付きの称号。さらに高品質な規格が流通している今となっては影が薄いですが、当時は劇場の入り口に誇らしげにロゴマーク掲示されたり、認定作品の頭にその由を告げるムービーが付けられていたりと、プレミア感を盛り上げる演出が為されていました。

・バーンズの資産のおかげで、授業料が極めて高額な超一流アイビーリーグにバートが進学する可能性を期待するマージは、その卒業式の席上にて、何故か"600万ドルの男"ことリー・メジャーズに誘惑される様子を妄想する。



・オーディションでは冴えなかったものの、その後の反抗的な態度が意外にも気に入られ、見事跡取りとして選ばれたバート。

彼はバーンズの秘密のひとつ。スプリングフィールド住民の個人宅の内部に設置された、膨大な監視カメラのモニタールームを見せられる。

シンプソンズ家のトイレで、ホーマーが家族に隠れてチューリップの花を食べるのを目にしたバートが、親父がオランダ旅行に行ったのはこの為か…と呟くのは、アムステルダムなどに存在する"Coffeeshop"と呼ばれる店舗でドラッグの販売が当時から黙認されていた事実を、婉曲に指しているのかもしれません

なお、この監視システムのヒントを得たとバーンズが言う『硝子の塔"Sliver"』とは、アイラ・レヴィンの原作をシャロン・ストーン主演で映画化したもの。
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・親権を巡り裁判沙汰にまでなるものの、コイツに任せたせいで事態は全く変わらぬまま。

・小学生なのに、本物のスーパーカーを贈られる。

・郷心を抱き始めたバートを心変わりさせまいと、偽のシンプソンズ一家の言動を例の監視システムを通して見せるバーンズ。ここでホーマーを演じているのが名優マイケル・ケインっぽいのは、長年ゲスト出演をオファーするも、断られ続けているからだそうです。


・金銭で甘やかしても心から振り向いてくれないのに業を煮やしたバーンズは、権力の美酒を味合わせるコトでバートを取り込もうとするが、それが却って裏目に出てしまい。

オーディションのシーンでのそれと呼応した、ある台詞が絶妙。

・久々にシンプソンズ一家に戻ってきたバート。しかし、何故か家族が一人増えており…