シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広め、ファンのつながりを作るためにグッズを買えるお店の紹介やエピソードガイド、吹替キャストのみなさんとのイベントレポート等々を掲載しています。

シーズン5、第6話「マージ&ルース "Marge on the Lam"」

シーズン5、第6話「マージ&ルース」November 4, 1993

公共放送への寄付金の見返りに、バレエ公演のチケットを貰ったマージ。例によって、想像を絶するマヌケなトラブルに巻き込まれたしまったホーマーの代わりに、たまたまシンプソンズ家を訪れたルースを誘って鑑賞に出かけるマージ。それまで、単なるお隣さん同士に過ぎなかった二人の間に友情が芽生えてゆく…
<以下、ネタバレになります>


・マージとルースのストーリーは、1991年公開のリドリー・スコット監督作品『テルマ&ルイーズ"Thelma and Louise"』のパロディ。今となっては珍しくもない、いわゆるバディものの主役を女性に置き換えたスタイルの作品の嚆矢として、高く評価された映画です。


PBSの略称で知られるアメリカの公共放送における運営資金の寄付ネタは、シーズン11「愛の伝道師ホーマー 南の島へ」にも出てきますね。・ホーマーのハゲ頭の原因に、また新たな説が!

・約束の時間になっても帰ってこない夫に、イラつくマージ。その頃ホーマーは…。

シンプソンズ家の正面向かって右隣の家に住む、シングルマザーのルース。シーズン4「バートの片思い」で引っ越してきた際には、一人娘のローラにバートが初恋の情を抱くなど、今後重要なキャラクターになると思いきや、ほぼ毎エピソードに顔を出す左隣のフランダースとは対照的に、これ以降はその他大勢の一人的な役でしか出てきません。

スプリングフィールドハイスクールの体育館で催されるバレエ公演。

バスケットボールコートのままな会場にも関わらず、何故かバーンズ専用のボックスシートが設けられています。

・土曜の夜に二人だけで出かけるマージとルース。ルースがカーステレオでかける曲は、ガンズ・アンド・ローゼズの1stアルバム"Appetite For Destruction"に収録されている"Welcome to the Jungle"

ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル

ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル

・置いてきぼりをくったホーマーが友人・知人に電話をかけまくるシーンで、未婚の筈のレニーにすね毛を剃らせているのは誰なんだろう。お母さん?
・バーやクラブ巡りの後、人気の無い農場にてマージとルースは、拳銃の射撃を楽しみます。最初は怖がっていたものの、徐々にハマってゆくマージ。

シーズン6「スプリングフィールド・コネクション」で一時的に制服警官になったり、

自衛用の拳銃を手に入れたホーマーのドタバタが描かれるシーズン9「ホーマーのピストル大騒動」のオチなど、

その後のエピソードの伏線と言えるかもしれません。
ザ・シンプソンズ シーズン6 DVDコレクターズBOX

ザ・シンプソンズ シーズン6 DVDコレクターズBOX

ザ・シンプソンズ シーズン9 DVDコレクターズBOX

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・続いてHOLLYWOODサインのパロディである、SPRINGIELDサインの元へとやってきたふたり。

若者たちのデートスポットとして、シーズン2「パパとママの恋物語」などにも出てくるスプリングフィールドの街を一望出来るこの場所は、最近では『ラ・ラ・ランド"LA LA LAND"』にも登場しているハリウッド映画のロケ地としても有名な、ロサンゼルスのグリフィス天文台ぽいですね。

夜景を眺めるうちに、シンプソンズ家の方角にただならぬ事態の発生を知らせる現象を目にし、慌てて家路につくマージ。

その原因。

・ひょんなことから、偶然ホーマーも乗り合わせていたウィガム署長のパトカーに追われるマージとルースを乗せた車。とある事情で警告を無視してアクセルを踏むルース。ついには、スプリングフィールド中のパトカーに追跡されるハメとなった、彼女らの運命や如何に!?

・ラストには、いわゆるマグショット風に描かれた本エピソードの登場人物の後日談が語られます。

さらに、この演出の元ネタである古典的人気刑事ドラマシリーズ"Dragnet"風のテーマ曲にのせてエンドクレジットを飾るのは、原子力発電所をモチーフとしたスプリングフィールド警察のバッジでした。