シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広め、ファンのつながりを作るためにグッズを買えるお店の紹介やエピソードガイド、吹替キャストのみなさんとのイベントレポート等々を掲載しています。

シーズン4、第15話「愛の告白"I Love Lisa"」

シーズン4、第15話「愛の告白」"I Love Lisa" February 11, 1993

もうじきやってくるバレンタインデーにちなみ、手作りのメッセージカードを互いに贈りあうイベントがリサのクラスで行われる。ただ一人、誰からも貰えず泣き出したラルフを哀れに思い、慰めの意味で彼にカードを贈るリサ。それを、自分への好意の表明と勘違いしてしまったラルフは…


<以下、ネタバレになります>


・その由来に関しては諸説ある2月14日のバレンタインデー。冒頭の老人ホームのシーンでエイブが喝破する通り、愛情を込めたプレゼントをやり取りする日という習慣は、関連企業や広告代理店などにより作られたものであるというのは、皆さんご存知の通り。

なお、このエピソードでは、2月22日のジョージ・ワシントン誕生日を記念した2月の第3月曜日の祝日"Washington’s Birthday"も共に主題とされています。
・リサがラルフに贈るカードに描かれた"I Choo-Choo-Choose You"というメッセージは、プロデューサーのデヴィッド・シルバーマンが小学生の頃に同級生から貰ったカードのそれが由来。エピソード自体の発想もまた、この経験を元にしているのだとか。

・バレンタインデー当日の朝食の席。期待に胸を高鳴らせるマージとは対照的に、そもそも今日が何の日かという認識すらないホーマー。

その頃、隣のフランダース家では…

・慌ててプレゼントを買いにクイッキーマートに駆けつけたホーマーとアープ―とのやり取りは傑作!

・ラルフがウィガム署長の息子という設定になったのは、本エピソードから。シーズン初期からリサの同級生として登場しているラルフですが、これ以前にはお馴染みのぼんやりくんとは違い、頭の良さそうなキャラクター設定でした。

例えば、シーズン3「愛の仔馬物語"Lisa's Pony"」では、リサの見事な手綱さばきを目にして「彼女を手なずけるのは誰だろう"what man can tame her"」などと、こしゃまくれた感想を述べたりもしています。

・"パンツでも被ってろ(Eat my shorts)"、"お前は臭い(U stink)"などなど、バートが仕込んだ特製バレンタインメッセージキャンディを発見したスキナー校長。

怒りのあまり、従軍時代の悪夢がフラッシュバック!・小学校の食堂のメニューやイッチー&スクラッチーも、“ハート”をコンセプトとしたバレンタイン仕様。

スプリングフィールドに住む子供たちなら誰もが憧れる、クラスティ芸能生活29周年ライブのペア招待券を、ラルフから贈られたリサ。それに応じるかどうか悩む彼女が相談する際に、ホーマーがしている行為に注目!

なお、ウィガムが警察署長としての役得を利用しチケットをゲットする件は、ピーウィーことポール・ルーベンスが一時芸能活動自粛に追い込まれるハメとなった、有名なスキャンダルを元にしている様です。

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・クラスティのライブの貴賓席には、ビル・クリントンとヒラリーらしき人物の顔が見えますが、制作中はまだ選挙前だった為、パパ・ブッシュ対立候補が登場するバージョンも作られたのだとか。

・TV中継中にも関わらず、思わずラルフとの関係についての真意を叫んでしまうリサ。公衆の面前で恥をかかされ、文字通りハートブレイクなラルフ。

・しかし能天気なウィガムは、またも得意の権力行使により、"Washington’s Birthday"にあわせ小学校で上演されるワシントンの晩年と死を描く舞台の主役とその妻役に、ラルフとリサをゴリ押しキャスティング。

果たして、ラルフは失恋の痛手を、そしてリサは結果的にとはいえ彼を傷つけてしまった罪悪感を、それぞれ払拭するコトが出来るのか!?