シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

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シーズン3、第13話「いたずらの代償"Radio Bart"」

シーズン3、第13話「いたずらの代償」"Radio Bart" January 9, 1992
ホーマーから誕生日プレゼントに、ワイヤレスマイクをプレゼントされたバート。当初は開封すらしなかった彼だが、三度の飯より大好きないたずらの道具として使うコトを思い立つ。周囲の人たちに、次々といたずらを仕掛けるバート。しかし、つい調子に乗りすぎて…

<以下、ネタバレになります>
・誕生会で贈られるプレゼントは、どれもビミョーな代物ばかり。それらとバートの表情を、ポラロイドカメラの画像で切り取る演出は、今となっては少々判りにくいかもしれませんね。

・家族を手始めに、ラジオとマイクを組み合わせたいたずらに励むバート。信心深いフランダース家のロッドとトッドを騙すくだりは傑作!

・やがてバートは、空井戸の底に投げ込んだポータブルラジオを使い、小さな子供がそこに落ちたという狂言を仕組みます。その企みは予想以上に成功し、見物人やマスコミが大挙押し寄せる結果に。

今回の設定は、ビリー・ワイルダー監督の映画『地獄の英雄"Ace in the Hole"』から発想を得たものだそうです。この作品は、カーク・ダグラス演ずる新聞記者が生き埋め事故の報道をわざと遅らせるコトで、ニュースの価値を上げると共にジャーナリストとしての自らにも注目を集めんとするが…というお話。

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また、ウディ・アレン監督が自身の少年時代の思い出を元に、一般に普及しはじめた頃のラジオと当時の貧しいユダヤ人家庭の暮らしを描いた『ラジオ・デイズ"Radio Days"』に登場する、同様に井戸に落ちた子供の救出作業が生中継され、全米の人々がそれに耳を傾けたという、実際に起きたエピソードも彷彿とさせられます。
https://https://www.youtube.com/watch?v=VCb6-Nz0Nkg
・井戸に落ちた少年ティミー(バートによる自称)を救う資金を得るべく、クラスティは知り合いのアーティストたちを集めた応援ソングをレコーディングします。これは言うまでもなく、一世を風靡した『ウィ・アー・ザ・ワールド"We Are the World"』などのパロディ。

https://https://www.youtube.com/watch?v=wXTcV0F4Dm0
そのメンバーの一人としてスティングが本人役でゲスト出演していますが、駆け出し時代の彼はクラスティの前座を務めていたコトもあったのだとか!?

・ひょんなコトから、井戸の狂言はリサに見抜かれてしまいます。

さらに、投げ込んだラジオに誕生日プレゼントの一つであるラベルメーカーで作った名札を貼っていたのを思い出し、証拠を隠滅すべく慌てて回収しようとするも、本当に井戸の底に落ちて身動きが取れなくなってしまうバート。

からくりがバレるやいなや、世間からは、あっさり見捨てられてしまった彼の運命やいかに!