シーズン2、第14話「セルマの結婚願望"Principal Charming"」February 14, 1991
素敵な出逢いを求めるものの、全くチャンスに恵まれない姉・セルマを不憫に思ったマージは、ホーマーに彼女のお相手探しを頼むことに。
散々苦労した挙句、ホーマーが見つけてきたのは、なんと!バートの宿敵・スキナー校長。
うまくセルマと結びつけようとするホーマーだったが、スキナーが一目惚れしたちゃったのは、男性に全く関心のないパティの方だったから、さぁ大変!
<以下、ネタバレになります>
・本エピソードの原題「Principal Charming(プリンシパル・チャーミング)」は、ディズニー映画「シンデレラ」に登場する王子様の呼び名「Prince Charming(プリンス・チャーミング)」をもじったもの。
・もしかしたらセルマと結婚することになっていた、かもしれない、スタンレーが結婚式で花嫁・マーサに呼びかけるシーンは、ビートルズの「マーサ・マイ・ディア」のパロディ。
ちなみに、本当のマーサは、ポール・マッカートニーの飼っていたシェイプドックの名前。
・セルマは「ポリスアカデミー」シリーズ好き。
シンプソンズでポリアカネタといえば、シーズン6「秘密結社に選ばれて」の例の歌詞ですね。→コチラ
・セルマの結婚相手を探すホーマーは、お馴染み「ターミネーター」や「ロボコップ」のパロディ。
・スキナーが鐘つき堂に登るシーンは、ヒッチコックの映画「めまい」のパロディ。
・今は封印されている"教育の板"は、日本未公開の映画「パニック・スクール/冒涜少年団」(ビデオスルー作品、未DVD化)から引用したネタ。
ちなみに、上記作品には、本国版でリサの声を担当しているイヤードリー・スミスも出演しています。
イヤードリー・スミス出演作品で多分一番有名なのが「恋愛小説家」(監督は、シンプソンズの制作総指揮の1人ジェームス・L・ブルックス!)ですが、その機内上映版で彼女が演じるジャッキーの吹き替えを担当されたのは、日本のリサ役である神代知衣さん!
・今回のバートのイタ電。「ホーマー・セクシャルさん」。
・姉妹2人の愛用するタバコは…パティ「レディララミー」、セルマ「ララミーハイタール」。
シンプソンズでララミータバコネタといえば、シーズン4「リサは美少女」ですね。
・一時日本でもブームになって作られまくった回転レストラン。
このレストラン「シット・N・ローテート」は、シーズン11「グルメパパは3ツ星評論家!?」でもホーマーに酷評されていました。
ちなみに、同じくシーズン11の「ハロウィンスペシャルX〜戦慄の序曲〜」では、空のかなたに飛んでいっちゃってましたね。
・スキナーがセルマ&パティ宅を訪ねるシーンで口ずさんでいるのは、ダニー・ケイ主演の映画「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」のサントラ「ザ・インチワーム」。
・スキナー「明後日は?」→パティ「明後日は…太極拳」:パティ、そしてスキナーの母ちゃんアグネスの吹き替えを担当されている、鈴木れい子さん(ねるねるねるねCMの魔女の声、ジョジョのエンヤ婆等々…でお馴染み)は、合気道5段!
・衝撃?シーン!
・セルマ「おやすみ、かわいい先生」:シェイクスピア「ハムレット」で、ホレイシオが亡くなった親友ハムレットにかける言葉「おやすみなさい、優しい王子様」のパロディ。
・スキナーが朝焼け中叫ぶシーンは、こちらもお馴染み映画「風と共に去りぬ」のパロディ。
・プレイメイツ社から販売されていたパティのフィギュアには、スキナーの写真が付属しています!
…大切に写真を持ち続けていたのか、パティ!切ない!切なすぎるぞ!
・本エピソードと合わせて、シーズン3「名探偵バート」、シーズン7「セルマとトロイと優しい奴ら」をご覧になると、さらに面白さアップ!?
<声の出演>
役名 | お名前 |
---|---|
ホーマー | 大平透 |
マージ,セルマ | 一城みゆ希 |
バート | 堀絢子 |
リサ | 神代知衣 |
スキナー,モグラ男 | 青森伸 |
パティ,アグネス | 鈴木れい子 |
ラブジョイ,映画の男 | 目黒光祐 |
マーティン,映画の女 | 安達忍 |
クラバーペル | 巴菁子 |
バーニー | 広瀬正志 |
ミルハウス,スタンレー,ピアソン,宝石店員 | 飛田展男 |
モー | 稲葉実 |
ルイス | 渡辺久美子 |
リチャード | 永澤菜教 |
<日本語版スタッフ>
役職 | お名前 |
---|---|
翻訳 | 徐賀世子 |
調整 | 栗林秀年 |
効果 | 関根正治 |
演出 | 春日一伸 |
プロデューサー | Kristen Duncan,小川眞紀子 |
録音 | Studio Saurus |
編集 | ミューテック・スタジオ |
制作 | ムービーテレビジョン |