シーズン2、第10話「インチキ弁護士にご用心:Bart Gets Hit by a Car」January 10, 1991
バーンズ社長の運転する車にはねられてしまったバート。
怪我は軽かったものの、怪しげな弁護士ライオネル・ハーツの"アドバイス"によって、大けがをしていることになったバート。
ハーツの熱心な指導を受け、バーンズとの裁判に臨むことになっちゃったから、さぁ大変…!
<以下、ネタバレになります>
・バーンズ「5セントでもやって追い払え!」:ディケンズの小説「二都物語」のパロディ。
・地獄に落ちたバートが真っ先に目にする光景は、画家ヒエロニムス・ボスによる「快楽の園」のパロディ。
・ヤンキースの勝利は1世紀先。マーくんをもってしてもダメか…。(96年以降、本当は調子いいです!)
・意識を取り戻したバートが発するセリフ「うんとうんと遠いところにいって…」は、映画「オズの魔法使い」からの引用。
・弁護士:ライオネル・ハーツ初登場!
声を担当していたのは、後にトロイ・マクルアーの声も務めることになる俳優フィル・ハートマン。
吹き替え版で彼の声を演じられているのは、ジャッキー・チェンや「マジンガーZ」兜甲児役でお馴染みの石丸博也さん。…ちなみに、その2キャラの声に石丸さんを起用したのは、シンプソンズ日本版立ち上げ時の音響監督・春日正伸さん。
・ヤブ医者:ドクター・ニック・リビエラも初登場!
・どちらの回想シーンもメチャクチャ。
バーンズが最後に叫ぶセリフ「殺すなら私を殺せ〜!」は、ドラマ「ミステリージーン」第63話「殺すなら私を…」からの引用。
・バーンズの犬は…!?
・グッズ情報:最近、フィギュアメーカー・NECA社からゲストキャラのフィギュアシリーズがリリースされていますが、長年シンプソンズのライセンシーであったプレイメイツ社は、ゲストキャラのフィギュアシリーズに、ハーツ弁護士をラインアップさせていました。
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名刺兼スポンジも付属!
・制作総指揮のジェームス・L・ブルックスが入れることを提案したセリフ「お前のことを愛しているかわからない…」、そしてそこからのラストへの流れ、さすがプライムタイムで勝負をかけて始まった作品だけのことはあります!
<声の出演>
役名 | お名前 |
---|---|
ホーマー | 大平透 |
マージ | 一城みゆ希 |
バート | 堀絢子 |
リサ | 神代知衣 |
バーンズ | 北村弘一 |
スミサーズ,客 | 目黒光祐 |
ハーツ | 石丸博也 |
ヒバート,スナイダ―判事 | 青森伸 |
モー,天の声,廷束 | 稲葉実 |
バーニー,リビエラ | 広瀬正志 |
ハーマン,悪魔 | 千葉繁 |
レニー,曾じいちゃん,バーンズの弁護士 | 朝戸鉄也 |
受付嬢デラ,アナウンサー | 石川寛美 |
<日本語版スタッフ>
役職 | お名前 |
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翻訳 | 徐賀世子 |
調整 | 栗林秀年 |
効果 | 関根正治 |
演出 | 春日一伸 |
プロデューサー | Kristen Duncan,小川眞紀子 |
録音 | Studio Saurus |
編集 | ミューテック・スタジオ |
制作 | ムービーテレビジョン |