シーズン1、第2話「バートは天才?:Bart the Genius」January 14, 1990(日本初回放送:1992年9月20日)
知能テストに全く答えられないバートは、クラバーペル先生の目を盗み、マーティンの解答用紙に自分の名前を書いて提出してしまう。結果として、IQが216の超天才児と勘違いされちゃったバートは、天才学校に転校されられることになるのだが…。
<以下、ネタバレになります>
・以降定番となる、黒板の反省文ジョーク(今回は、チョークを無駄遣いしません)と、カウチギャグが初登場。
・マギーがブロックで積み上げた「EMSCQU」は、アイシンシュタインが発表した特殊相対性理論の式「E=mc²」を指している。これ以降も、ちょこちょことマギーの天才さを表しているシーンが登場してきますね!
第2話の段階では、ホーマーが原発に勤務しているシーンは登場していませんが、「E=mc²」は原子力核反応によって実証された式であるため、マギーは父親の仕事が理解出来ていたのかも!?
・単語を繋て得点を競う、アメリカではポピュラーなボードゲーム「スクラブル」。
シーズン11「フランダースの悲しみにさようなら」でも、フランダースがこのゲームをやっているシーンがありますね。
・ホーマーの字はめちゃくちゃ
・天才学習センターの昼食タイムに新手の嫌がらせを受けるバート。
画面左下の女の子は箸で寿司と食べており、さらにはランチボックスに、小説「Brideshead Revisited」の文字が。ブロンドの少年のランチボックスには、当時のソ連出身であるチェス世界チャンピオン「アナトリー・カルポフ」がプリントされています。
・ホーマー「チョコレートミルクシェイク飲みに行こうか」:シーズン14「ハロウィンスペシャルXIII〜今そこにある恐怖〜」では、初期ホーマー(トレイシー・ウルマン・ショー時代)が登場し、「みんなで冷たくて甘ーいチョコシェイク飲みに行こうか!」なんて言ったりしています。
・ファミリーが観に行ったミュージカルは、「カルメン」。
・ホーマーとバートによる親子のキャッチボールのシーンは、第9話「恋におちて」にも登場しますね!
・混ぜるな危険。
・カウンセラーのプライヤー先生「ジェーンがサルを研究したように」:チンパンジーが道具を使用することを世界で初めて発表した動物学者:ジェーン・グドールのこと。
このときのバート、シーズン13「怒れる父の逆襲」のハルクホーマーみたい…。
・ホーマー「アインシュタインも白熱電球を発明するまで…」:アインシュタインではなく、エジソン。
シンプソンズでエジソンネタといえば、シーズン10「発明は反省のパパ」ですね!
・本エピソードと合わせて、シーズン6「スプリングフィールド 最期の日」、シーズン9「リサは天才?凡人?」、シーズン14「バート対リサ、サバイバーはどっちだ!」などをご覧いただくと、さらに楽しめるかもしれません!
<日本語版スタッフ>
役職 | お名前 |
---|---|
翻訳 | 徐賀世子 |
アドバイザー | 井上真紀 |
調整 | 栗林秀年 |
効果 | 関根正治 |
演出 | 春日正伸 |
プロデューサー | Kristen Duncan,小川眞紀子 |
録音 | Studio Saurus |
編集 | ミューテック・スタジオ |
制作 | ムービーテレビジョン |
<声の出演>
役名 | お名前 |
---|---|
ホーマー | 大平透 |
マージ,セルマ | 一城みゆ希 |
バート | 堀絢子 |
リサ | 神代知衣 |
スキナー | 青森伸 |
メロン | 榊原良子 |
プライアー | 納谷六朗 |
クラバーペル | 巴菁子 |
ミルハウス,白人の少年 | 飛田展男 |
マーティン | 安達忍 |
チャック,イーサン | 永澤菜教 |
マーティン父,車掌 | 伊藤栄次 |
ルイス,黒人の少年 | 渡辺久美子 |
シドニー,秘書 | 速水陽子 |
セシル,縄跳び女の子 | あきやまるな |