シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広め、ファンのつながりを作るためにグッズを買えるお店の紹介やエピソードガイド、吹替キャストのみなさんとのイベントレポート等々を掲載しています。

シーズン13:第15話「リオは愛の街、金の街 "Blame It on Lisa"」March 31, 2002

シーズン13:第15話「リオは愛の街、金の街 "Blame It on Lisa"」March 31, 2002

シンプソンズ家に、電話局から400ドルの請求書が届く(前回もそういう幕開けだった様な…)。誰かがブラジルに長時間の国際電話をかけたらしい。ホーマーとマージは電話会社に交渉に出かけるが相手にされないばかりか、料金延滞であっさり回線を止められてしまう。以前、オーストリアにイタズラ電話をした前科(シーズン6「バートVSオーストラリア "Bart vs. Australia"」)があることからバートに疑いがかけられるも、本人は全面否認。犯人は一番意外な人物だった…

<以下ネタばれになります>
<チェックポイント>
シンプソンズ一家を操るのは誰?

・サブタイトルは、日本未公開のスタンリー・ドーネン監督、マイケル・ケイン主演の映画"BLAME IT ON RIO(ビデオ発売タイトル「アバンチュール・イン・リオ」)"のもじり。

・驚異の超ハイテク電話交換システム!

・電話会社の顧客サービス担当は、スプリングフィールドのキャリアレディと言えばコノ人のリンゼイ。

どうしてそんなに転職を繰り返すの?とのマージの問いに、"I`m a Sexual predator."と答える彼女。意訳すると「肉食系なんで」って感じでしょうか。

・ホーマーが愛読しているらしい雑誌。週刊で継続して出せるほどネタがあるとは、とても思えないのだが…

・電話は、小額ながらも支援していたブラジル人の孤児ロナウドとの連絡が途絶えたのを心配したリサが、彼が暮しているリオの孤児院にかけたものだと判明する。このシーンでのバートの微妙な表情に注目!

・ブラジルの少年と耳にしてホーマーが思い浮かべた映画は、アイラ・レヴィンの同名の原作をフランクリン・J・シャフナー監督がグレゴリー・ペックローレンス・オリヴィエという二大名優で映画化した"The Boys from Brazil"。


こちらも日本未公開作品ですが、「ブラジルから来た少年」のタイトルでTV放映やソフト化されています。

ブラジルから来た少年 [DVD]

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ロナウドを探しに、パティーとセルマに預けたマギー以外のシンプソンズ一家四人は、ブラジルのリオへと旅立つ。これは、ホーマーがスーツケースに隠し持っていた本。

・ホテルの部屋でバートが見ている、過剰にHな子供番組のタイトルは"Teleboobies"。

言うまでもなく、"Teletubbies"のもじりです。

テレタビーズと英語のおべんきょ BOX 1 [DVD]

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・孤児院に辿りつくも、そこにロナウドの姿は無かった。

一家は手分けしてリオの街を回り、彼を探すことにする。

・あれ、スプリングフィールドにも住んでない、この人?

コパカバーナのビーチで、監視員に呼び止められるホーマーとバート。

原因はこのTシャツではありません。

でも、ホーマーの存在そのものがメイワクなのは確か。

・考えもなしに危険な白タクに乗ったホーマーは、そのまま誘拐されてしまう。

ルーフのランプが律儀に"HOSTAGE(人質)"に切り替わるのが、オカシイ。

・果たしてロナウドを見つけることは出来るのか? そして、ホーマーの運命や如何に?

なお、ロナウドがリサに連絡を取れなかった理由は、なかなかに秀逸。

・さて、リオを不潔で貧困が蔓延する治安の悪い街として描いているとして、このエピソードは市の観光局からの厳重抗議を受けました。一時は提訴されそうにまでなった様ですが、エグゼクティブプロデューサーのジェームズ・L・ブルックスは「愛するリオの街と市民の皆さんに陳謝する。このお詫びを受け入れてもらえない場合には、"Celebrity Boxing"でのホーマーとブラジル大統領との対戦で決着をつけましょう。」とのジョークで流すことで、事なきを得たらしいです。

なお"Celebrity Boxing"とは、当時FOXで放映されていたヨゴレ系有名人をリングの上で対戦させるという“俗悪”番組。

リレハンメルオリンピックでのライバルのナンシー・ケリガンへの暴行などでフィギュアスケート界から追放されたトーニャ・ハーディングと、モニカ・ルインスキーと共にクリントン大統領の女性の趣味の悪さを世界中に露呈させたポーラ・ジョーンズとのカードなど、そのハンパじゃない俗悪ぶりがうかがえます。