シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広め、ファンのつながりを作るためにグッズを買えるお店の紹介やエピソードガイド、吹替キャストのみなさんとのイベントレポート等々を掲載しています。

シーズン13:第13話「老人と恋の海"The Old Man and the Key"」March 10, 2002

シーズン13:第13話「老人と恋の海"The Old Man and the Key"」March 10, 2002

電話でエイブ(じっちゃん)の死を知らされ、老人ホームへと急ぐ一家。しかし、悲しみにくれる彼らの前に本人が元気な姿を見せ、実際に亡くなった別の入居者と取り違えた連絡ミスであったことが判明する。空いた部屋に早速入居してきたのは、老齢ながらもセクシーな老婆ゼルダ。たちまち彼女に心奪われるエイブだが、自家用車(リフト付きのミニバン)を持つザックにあっさりかっさらわれてしまう。彼女をを我が手に取り戻さんと、エイブは失効した運転免許書の再発行をホーマーにねだるのだが…

<以下ネタばれになります>
<チェックポイント>
カウチギャグに“青いホーマー”ことブルーマンが登場!

・サブタイトルの"The Old Man and the Key"はヘミングウェイの“The Old Man and the Sea(老人と海)”のもじりですが、類似タイトルとしてシーズン8の"The Old Man and the Lisa(バーンズとリサのリサイクル大作戦)" や、シーズン10の"The Old Man and The "C" Student(救え! 老人たちと海)"があります。

老人と海 (新潮文庫)

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・ホーマーが開幕を楽しみにしているXFLとは、NFLの放映権を失ったNBCネットワークが、WWF(現WWE)のビンス・マクマホンと組んで立ち上げたアメフトのプロリーグ。

NFLの様に高額な契約金で雇われたスター選手がいないかわりに、WWF仕込みの過激且つバラエティ性の強い演出を売り物とするが、プロレスと違い保守的なアメフトファンの支持を得ることが出来ず、2001年限りで消滅しました。

アクション映画の予告編と見まごう、XFLのCM。

ゼルダを演じるのはオリンピア・デュカキス"Olympia Dukakis"。

舞台を中心に活躍する名女優ですが、共演したシェール"Cher"がアカデミー主演女優賞を受賞した映画「月の輝く夜に"MOONSTRUCK"」で、同じくアカデミー賞助演女優賞を獲得しています。

・免許書再発行の決め手は?

・ホーマーに借りた車で、晴れてデートへと繰り出すエイブとゼルダ

老人ホームの前でふたりを見送る三人組は、ZZ Topの"Sharp Dressed Man"のPVに登場するバンドメンバーのパロディ。

ELIMINATOR

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・家族から不評を買うも、ゼルダとの関係にノリノリのエイブは、アープーの店で"Souvenir Jackitos"なる不良老人の一団と揉めた結果、危険なデスレースで決着を付けるハメに。

"Souvenir Jackitos"のスタジャンは、左からジュラシックパーク・プラネットハリウッド・タズマニアンデビル・ハードロックカフェ

デスレースの元ネタは、ブロードウェイミュージカルが原作の映画「グリース"GREASE"」に登場する度胸比べの果し合い。

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・レースには勝てたものの、肝心の車を失ってしまったエイブは、再びザックの元へと去ったゼルダを追う為に強引な手段に出ます。

・えっ、イッチー&スクラッチーって元々ラジオドラマだったの!?

・道すがら、若い頃のホーボー(流れ者)経験で覚えた生活の知恵を、バートに教えるエイブ。このパートの落ちは結構コワい。

・エイブが落としたパンフレットを拾い、その行き先がミズーリ州のブランソン"Branson"なのを知って後を追うホーマーらが間違ってたどり着いたのは、住民の全員が×ャ×ル×・×ロ×ソ×の顔をしている"Bronson"なる奇怪な街。
確か、いしいひさいちの四コマに、似たようなネタがあった様な…

・一足早くブランソンに到着したエイブとバートは、ザックに連れられたゼルダがミュージカル劇場に入るところを発見。
舞台に乱入したエイブが、ゼルダに告げるメッセージとは?

なおブランソンは、のんびりとしたお年寄り向けラスベガスという感じの行楽地みたいです。突然ギャンブル中毒がぶり返したマージには残念だけど、リサの指摘の通りカジノはありません。

その代わりにというワケでもないのですが、ここにはアメリカの芸能界で名実ともに成功をおさめた数少ない日本人の一人である、カントリーミュージシャンでコメディアンの田淵章二が自らの名前を冠した劇場、"Shoji Tabuchi Theatre"があります。