シーズン13:第3話「モーの脱バーテン計画:Homer the Moe:November 18, 2001」
例によってモーの店で飲みながら、与太話に花を咲かせるホーマーたち。浮かれる彼らとは対象的に、冴えない表情のモー。バーテンとして初心を取り返すべく、母校のスウィッグモア大学に戻る彼に代わり、店を任されることになったホーマー。やがて、元気を取り戻したモーは、恩氏のアドバイスに従って店のリニューアルにとりかかるのだが…
<以下、ネタバレになります>
<今週のポイント> シンプソンズ家には、ホーマー専用の除細動器:AEDが備え付けられている!
・与太話のネタにされるのは、バートが突然庭に穴を掘り始めた一件について。中国政府がそれを監視しているというのは、当然ホーマーの妄想です。
また、モーロックとはH・G・ウェルズの小説『タイム・マシン』に登場する、野蛮な食人族へと退化してしまった人類の末裔のこと。
- 作者:H.G. ウェルズ
- 発売日: 2002/06/25
- メディア: 文庫
・この時期、バーニーは断酒しているらしく、「コーヒー一杯でねばるな!」とモーに嫌味を言われています。バーニーの断酒はシーズン11の「バーニーの酒とバカの日々:Days of Wine and D'oh'ses」からで、断酒中のシーズン12ではバーニーの出番は極端に減っていたので久しぶりの登場。
・モー不在の間の店番を決める手段は、何と小X飛ばし!
・スウィッグモア大学のモデルは、ニューヨーク州サラトガスプリングにあるSkidmore College。
巨大スゥイングドア風の校門は無いものの、実際のキャンパスも美しい紅葉の映える池で知られています。
・主がいないのを良いことに、ホーマ、ラリー、カール、そしてバーニーがバーのカウンターの上で踊りまくるシーンは、映画『コヨーテ・アグリー”COYOTE UGLY”』のパロディ。
ご覧の様にオリジナルで踊るのは、彼らとは似ても似つかぬセクシーな女性達なんですが…
・お約束のバートのイタズラ電話も、ホーマー相手では文字通りヌカに釘。
・モーがバーテンダーになったのは、ジャック・ニコルソン主演の映画『黄昏に燃えて"IRONWEED"』の影響との由。
・お洒落なクラブとしてリニューアルされたモーの店。店名の"m"は、高級ホテルチェーン"W"のパロディの様です。
・本人は全く気づいていない、ホーマーの大発明。足なんか飾り?
・新しい店に馴染めなず、自宅ガレージに自分たちのバーを開いたホーマー。開店記念に駆けつけてライブを披露したのはR.E.M!
・アルコールを出す営業許可を得るために、法律の穴をかいくぐったつもりが…ってまともにやった経験も無いのにハンティング好きだな、ホーマー。
・モーの店が流行って常連客をないがしろにして、最後に失敗して常連が戻ってくるというのは黄金パターン。久しぶりにシーズン3「エアロスミス登場:Flaming Moe's」を見てみるのも楽しいかも?
<声の出演>
役名 | お名前 |
---|---|
ホーマー | 大平透 |
マージ | 一城みゆ希 |
バート | 堀絢子 |
リサ | 神代知衣 |
モー | 稲葉実 |
カール | 辻親八 |
レニー | 朝戸鉄也 |
バーニー | 広瀬正志 |
教授 | 青森伸 |
ポルマイコ | 仲野裕 |
女性客 | 安達忍 |
女性客 | 真柴摩利 |
女性客 | きのしたゆうこ |
ヒューマンガス | 中村大樹 |
カウンセラー | 目黒光祐 |
<日本語版制作スタッフ>
役職 | お名前 |
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翻訳 | 徐賀世子 |
演出 | 向山宏志 |
調整 | 安倍康幸 |
制作 | ブロードメディア・スタジオ株式会社 |