シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

【大平透さんからの挨拶】

来場者数はおよそ120人。全員が一度に入場することが出来ないので前半・後半の2部入れ替えでファン感謝祭が開演となりました。


緊張するファンの前に大平さんが立ち、挨拶が始まりました。
大平さん「え〜本物の大平・・・じゃなくって、シンプソンズのホーマーです」

開場にはファンからの大きな拍手が沸き起こります。
大平さんはホーマー人形を持ちながら、

大平さん「ホーマーはこういう声では話さないんですよ、もう少しぬけたダラダラした話し方をするんです(実際の大平さんの声はホーマーより若干低い)。ホーマーはTシャツが好きなんですが、私はアロハシャツが好きなんです。でも共通点は白いブリーフを愛用していることなんですよ」
大平さんは軽い冗談で緊張するファンの気持ちをやわらげてくれました。


大平さん「今日は話もいいけれども、せっかく皆さんと一緒なんだから写真を撮ったりサインをしたりしたいと思います。今日は楽しいひと時をお過ごしください。」
大平さんからの挨拶にファンの気持ちが高まります。


続いて大平さんは1955年(昭和30年)に日本で初めてアニメ・スーパーマンの5分番組を生放送の吹替えをされた貴重な体験をお話してくれました。この最初のスーパーマンは全13話でしたが、そのうち1話はハワイ空襲をスーパーマンがやっつけるという話(イメージ画像)で放送されなかったそうです。さらに、この生吹替えは「スーパーマン」「クラークケント」「デイリープラネット編集長」「ジミー・オルセン」さらには「ロイス・レーン(ヒロインの女性)」と全ての登場人物を一人で演じられたそうです。大平さんの服の胸にはスーパーマンのバッジが輝いておりました。


ここで、大平さんが一通の手紙を取り出しました。大平さんのもとに日本語吹替え再開をお願いする手紙を送ってきた小学生の浜田君の手紙です。
大平さん「みなさんのお陰で私達はシンプソンズを続けてこられました。ここに11歳の浜田君からの手紙があります。この子のファンレターをみたらね、『ぼくはおじさんの声ホーマーが大好きです。家のみんながシンプソンズが大好きです。だから日本語をふっかつしてください。』と、とても切実な気持ちが書いてありました。」

大平さん「この手紙をもらって私は浜田君に『私達は出演をしている者だから、みなさんの声で復活してもらいたいと言ってもらえないと復活できないんです。』と手紙を送りました。みなさんのお力が無かったら私達は生かされませんので、ぜひぜひ、(日本語吹替えを)生かしてやってください。今日は本当にありがとう。』


続いてマージ:一城みゆ希さん。
一城さん「中野ZEROホールから、またこのように皆さんにお目にかかることが出来まして本当に心から感謝の気持ちで一杯です。今日はようこそお忙しい中、足を運んでいただきありがとうございます。一城みゆ希です、マ〜ジです!!」
会場から拍手が沸き起こります。

一城さん「私達の想いはパパ(大平さん)が全部お話してくださいました。このように日本語吹替えを望んでいるファンのみなさまがいるということを写真にとってブログに載せたり手紙を書いたりしてFOXの皆さんの心を動かしてもらえて、再びテレビの画面でマージの声でみなさまにお目にかかれるように祈っています。今日は限られた時間でありますが、出来ることはなんでもしたいと思いますのでなんでも言って下さいね。」
一城さんからの挨拶にも、心からシンプソンズ日本語吹替えに復活したいという想いを感じました。


一城さんから「では長男からの挨拶です!」と紹介され、堀絢子さんの挨拶です。
堀さん「アイカランバ!バートです。今日はご来場ありがとうございます。ぜひ、またシンプソンズが始まりますように、みなさんのお力を貸して頂けますとうれしく思います。」

「アイカランバ!」の一声でファンは大興奮です。
堀さん「私達の言いたいことはパパが全部言ってくれました・・・。バートが活躍できるようにみんなの力を貸してください、アイカランバ!」
バートの声で挨拶した堀絢子さんに盛大な拍手が沸き起こりました。


堀さんは21年間続けられてきた反戦反核ひとり芝居「朝ちゃん」についても紹介してくださいました。
堀さん「私は平和を訴えて戦争の無い世の中にしたくて原発の落ちた1945年8月7日のお話です。みなさまの学校とかお知り合いの集団とかで呼んでいただければ喜んでどこにでも参りますのでよろしくお願いします。」


一城さんからの紹介で娘のリサ:神代知衣さんの挨拶の番です。
神代さん「全国のぽっちゃり系女子の安心感と元気を与える神代知衣で〜す。」

神代さん「早くみなさんとお話したいので自分の宣伝だけしま〜す。6月20日にJAZZライブをやります。一人で頑張ってやるのでよかったら来てくださいね〜」
※神代さんのライブは今週末の日曜日です。当日券の確認は会場の江古田バディにお問合せください。詳しくは【コチラ】
http://d.hatena.ne.jp/simpsons333/20100613#p6


続いてはスプリングフィールドの暴君、ネルソン:桜井敏治さん!
桜井さん「ネルソンをやらせております桜井敏治です。ハッハー!」

桜井さん「2年前の中野の時も皆さんにこうやって来ていただいて、今日もこういう場を設けられて本当にうれしく思っております。忙しい中、本当にありがとうございました。またシンプソンズ(日本語吹替え)が始まりますよう、よろしくお願いします。」
割れんばかりの拍手。ネルソン大人気です。


次は黒人警官ルー・アキラ・ファンゾーの伊藤栄次さん

伊藤さん「え〜いろいろ演らせて頂いております伊藤栄次です。この名札にありますルーとアキラと最近はファンゾーが好きって言ってくださる人が増えてうれしいです。『見つけた〜よ〜(ファンゾー)』」
シーズン11「ファンゾーが街にやってくる」のファンゾーの声にファンは大喜びです!



役者さん全員のご挨拶が一通り終わり、ファン感謝祭も盛り上がってきたところで次回【ファンからの質問】へつづきます。