シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン16、第20話「ネッドの第2の故郷:Home Away from Homer」

シーズン16、第20話「ネッドの第2の故郷:Home Away from Homer」May 15, 2005

最近、左利き専門店"レフトリューム"の経営がうまくいっていないと悩むフランダースに、マージは家の空き部屋を貸したらどうかと提案、女子短大生だと言い張る2人組を入居させることになる。しかし、彼女たちが短大生というのは大ウソで、こっそりフランダース家からネット上にアダルト映像を配信しているのであった。その事実を知ったのにも関わらず、面白がってフランダースに内緒にし続けた上に 町のみんなにそのことを言いふらしちゃったホーマー。町の住民、そして隣人までもが自分のことを裏切ったことにショックを受けたフランダースは、スプリングフィールドから出ていくことにするのだが・・・・そして、フランダースがこだわる譲れないものとは!?


【名セリフ】

字幕版の映画を観たファミリーの反応は…
リサ「字幕があると大衆的で嫌だわ」
バート「週末くらい字を読みたくない」
ホーマー「俺はもう帰る!」


【注目ポイント】
・リサが聴いているラジオ番組「エイミーのおしゃべり」は、ナショナル・パブリック・ラジオの番組、特に「All Things Considered」のパロディ。


・満員の刑務所を改善するための、ホーマーならではの考えとは…


フランダースがコレクションしている「ハンブル人形」は、ドイツの高級陶磁器人形「フンメル人形」のパロディ。ちなみに、こちらは2008年をもって生産終了となったそうです。



「リサの報復(シーズン16、11話)」に続き、また登場!ウォールマートのパクリショップ!今度は大型左利き専門店「レフトマート」



フランダースのギャグに対し、短大生が返したセリフに登場するラッパーとは、スヌープドッグのことを指している。

Ego Trippin

Ego Trippin



・ホーマーが バートとミルハウスに何のサイトを見ているのか問いただすシーンは、コメディアン ジミー・ファロンのマネ。


フランダース一家がハンブルトンの街中を車で走っているシーンのBGMは、映画「ドクトル・ジバゴ"Doctor Zhivago"」の挿入曲「Lara's Theme」
ドクトル・ジバゴ [DVD]

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・コーチが庭でのトレーニング中に流している曲は、ビースティ・ボーイズ「Fight For Your Right」
サウンズ・オブ・サイエンス

サウンズ・オブ・サイエンス



フランダースが口ヒゲをマフラーで隠して人形工場へ入るシーンは、映画「if もしも……」マルコム・マクダウェル演ずる主人公ミックのパロディ。また、その際に使われている曲は、バッド・カンパニー「Bad Company」
if もしも・・・ [VHS]

if もしも・・・ [VHS]

バッド・カンパニー

バッド・カンパニー



「セレブの切り売り」でターゲットになったのは、日本でもFOXで放送された「ブル〜ス一家は大暴走!"Arrested Development"」主演のジェイソン・ベイトマン(声も本人が担当!)。



フランダースが自分のことが掲載された新聞を読みながら聴いているのは、パット・ブーン バージョンのTutti Frutti」
Tutti Frutti

Tutti Frutti



・ラストで、音楽のラルゴ先生が演奏している曲は、J・ガイルズ・バンド「Freeze Frame」
フリーズ・フレイム(紙ジャケット仕様)

フリーズ・フレイム(紙ジャケット仕様)

※今回は、多くの曲が使用され、それらがフランダースの気持ちを絶妙に表現しています。ストーリーはもちろんのこと、ぜひ音楽にも注目して見てみてください!




【おまけ】
アメリカの「ザ・シンプソンズ」公式サイト内には、本エピソードに登場した「SexySlumberParty.com」が再現されています!
バート&ミルハウス気分でご覧ください。コチラ




おとぼけ全開のホーマーに、珍しく激怒するフランダース、シーズン8「暴かれたフランダースの秘密」を彷彿とさせます。ぜひとも、大平透さんと稲葉実さんの吹き替えで観てみたいです!!吹き替えリクエストは、コチラ