シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン16、第15話「8年後のシンプソンズ:Future-Drama」

シーズン16、第15話「8年後のシンプソンズ:Future-Drama」April 17, 2005

フリンク教授の自宅兼研究所に、偶然転がりこんだバートとリサ。占星術を応用した未来を予想マシンで彼らの来訪を予期していたという教授は、ハイティーンの頃の自分達の姿を見ないかと2人を誘う。そして、ハイスクールの卒業前後の様子が、マシンのスクリーンに映し出される…
【注目ポイント】
・本作は、シリーズ初回から数えて第350回目のエピソードとなる。
・原題は、本BLOGの5月9日分エントリにて、WOWOWでの国内初放映を紹介した、マット・グレーニングのもう一つのTVシリーズ"FUTURAMA"をもじったもの。なお、前述のエントリでも紹介している様に、ホーマーとバートが“量子トンネル”を通り抜ける際に、時空を超えてFUTURAMAのキャラクターであるロボットのベンダーがゲスト出演する。
・同様にシンプソンズ一家の未来を描いたエピソードとしては、大学で出会った英国人貴族の息子とリサとの婚姻を描いた、シーズン6「リサの結婚"Lisa's Wedding"」や、

今のホーマーと同い年位になっても自堕落な生活を続けている自称ミュージシャンのバートと、女性初の合衆国大統領に就任したリサが登場する、シーズン11「リサ大統領のホワイトハウス"Bart to the Future"」などが存在する。

・案の定、留年を繰り返したらしいバートは、優秀な成績により2学年飛び級したリサと共に卒業式を迎えることに。着飾ったふたりがプロムパーティに出かけようとしたろに、一人旅が出来るまでに成長したマギーからの便りが届く。
・彼女を迎えにきた相手の顔を見たときの、リサの反応!
・プロムでのダンスのBGMは、実写とアニメを組み合わせたPVが懐かしいA-haの"Take on Me"。

Spandau Balletの"true"が流れるチークタイムでの、それぞれの“恋人”たちのワケアリな表情。

・ホーマーが長年の夢(*)を実現させたせいで、ホーマーとマージは別居。
・そして、マージの新たなお相手は、何とアノ!
・副校長への意外な人物の就任や“治療”を受けたスミサーズ、そしてロ×コ×プ化したウィガム署長らなど、大きく様変わりしたスプリングフィールドにも関らず、全くそのままのモーの店。ただし、ある一点を除いて…
・DVDのメニューや電子番組表風のフリンク教授の未来予想マシンの操作画面は、映画「もしも昨日が選べたら"CLICK"」に登場する万能リモコンのそれを彷彿とさせる。

なお、この作品には主役のアダム・サンドラーの母親役として、マージのオリジナル声優であるジュリー・カヴナーが出演しています。

*シーズン6「バッドマン ホーマー"Homer Badman"」にてセクハラ疑惑で追い詰められたホーマーが、「リトルマーメイド"The Little Mermaid"」の挿入歌"Under the Sea"の替え歌で吐露した“夢”のコト。