シンプソンズ・ファンクラブ・ブログ

「ザ・シンプソンズ」を日本で広めるために日本語吹替版のエピソードガイド、グッズを買えるお店の紹介、大平透さん使用のアフレコ台本の研究、等々を掲載しています。

シーズン16、第10話「パティのカミングアウト:There's Something About Marrying」

シーズン16、第10話「パティのカミングアウト:There's Something About Marrying」February 20, 2005

バートとミルハウスのイジメに激怒して街を去った旅行者の正体は、全米の街を自分の足で旅して紹介するトラベルレポーターだった。彼は自分のTVショーで、スプリングフィールドに最低最悪の評価を与え、そのせいで観光客の足がぱったり途絶えるハメに。起死回生の一手として、リサが提案した斬新な方策とは…?
【名セリフ】
共に、ニュースショーのゲストに招かれたラブジョイ牧師にむかって
ホーマー「お前と聖書を夫婦として認める。お前が妻だ!」
【注目ポイント】
・原題は、キャメロン・ディアス主演の映画"There's Something About Mary(邦題:メリーに首ったけ)"のタイトルをもじったもの

・冒頭で、バートとミルハウスが仕掛けたイタズラの仕掛けをクリアしたバーニーが走り去るシーンは、ルーニー・テューンズのキャラクターであるロード・ランナーのパロディ

・お話の発端となる旅行者の設定は、実在のTV司会者であるHuell Howserを元としている(声は本人ではない)
・少女時代のパティが自室に貼るピンナップは、往年のSitcom"Beverly Hillbillies(邦題:じゃじゃ馬億万長者)"の登場人物(*)

シンプソンズで例えるとフランダースに相当するキャラクター。番組オープニングの最後の方で、赤いオープンカーを運転している女性です
・鏡に映る自分を眺めながらホーマーが浸る、不気味きわまりない妄想
・マージがパティの“お相手”の秘密を見破る、意外なきっかけとは?

・同姓婚という、何かと物議をかもしている問題に真っ向から切り込んだ、このエピソードの初放映時には、賛成・反対の両方の立場から賞賛と共に苦情の声が上げられ、議論を呼んだ。

また、TV-14(14歳以下の視聴時には保護者の同席が望ましい)に指定された、今のところシリーズ中唯一のエピソードである